119番通報を支える新しいシステムの実証実験を開始
市では、119番通報のあった現場の状況をより正確に把握するため、12月6日から、トヨタ自動車株式会社と共同でドライブレコーダーを活用した実証実験を行います。ここでは、システムの内容や導入による効果などを紹介します。
■Q そもそも、119番通報はどこにつながるの?
A 市内全域の119番通報は、市消防局の「消防指令センター」につながります。
同センターでは、119番通報を受けると通報内容から現場を確認し、消防隊や救急隊を出動させます。
通報者から状況を聞き取り、消防隊などに的確な指示を出すことが求められる同センターは、消防活動の中枢を担う重要な施設です。
的確に指示を出すため、多くの機器を使って現場の情報を収集します!
■Q 新しく導入するシステムは、人命救助などにどのように役立つの?
A バスやタクシー等に設置された専用のドライブレコーダーの映像を確認し、人命救助や消火活動などに役立てます。
災害発生時、事業者の協力により、走行中のバスやタクシーなどのドライブレコーダーの映像が確認可能に。現場付近の車両の映像を消防指令センターが確認することで、以前よりも早い段階でより詳細な災害状況を把握できます。
▽システム導入のメリット
・現場へ到着する前に消防活動の方針などを決めることができ、より迅速な対応ができる。
・渋滞などを避け、現場への到着時間を短縮できる。
▽新しいシステムを導入した場合
出動
災害現場
情報伝達
消防署
指令
消防指令センター
選択した車両のドライブレコーダー映像を確認
※災害状況の把握などが必要な場合のみ使用します。
問合せ:情報指令課
【電話】212-6754【FAX】212-6748
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