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自治体の皆さまへ

つかさといっしょにしらべる堂(2)

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京都府京都市

■もう1つのしらべるテーマ
[2023年度9月補正予算の全体像]

ここでは、補正予算の主な使い道について調べるでぇ~。

先ほど調べた観光モラルの普及促進・担い手確保や、次に出てくる教員確保対策などについては、「補正予算」で取り組んでいるんです。

このように補正予算は、今取り組むべき社会課題などに、素早く対応するためのものなんじゃ。

◆補正予算の規模…62億円(市独自の財源を53億円投入)
(1)過去負債を着実に返済し、将来世代への負担を軽減
過去負債とは、赤字を補填(てん)するために公債償還基金(将来の借金返済に充てる積立金)を取り崩したもの。35億円を返済に充て、過去負債は505億円から470億円に減少。

(2)急激な物価高騰にお困りの市民・事業者の皆さまへのさらなる支援
福祉・子育て施設や学校給食の食材費高騰に対する支援などを10月以降も継続するため、26.1億円を補正予算に計上。

(3)観光課題への対策強化、中小企業などのさらなる成長支援、担い手の確保・定着支援など
喫緊の課題である秋の観光シーズンに向けた観光課題への対策強化や担い手不足へのさらなる支援などに7.1億円を計上。また、市立学校の教員確保対策なども実施。

※金額は概数

問合せ:財政室
【電話】222-3288【FAX】222-3283

●この補正予算を活用し、全国的な課題でもある学校の先生の確保にも取り組みます
市立学校の教員確保
[現状]
育児制度利用や病気休務の代替を務める講師の不足により、教員の欠員が発生。教育活動には影響がないように、本来担任を持たない教務主任などが担任業務や授業を担っている状況。

●市が行う主な取り組み
・動画配信や就業相談など、教員として働く際の不安を軽減する取り組みの実施
・HPの新設など、教員確保に向けた情報発信の強化
・緊急対策として校務支援員を追加配置し、教頭や教務主任などの負担を軽減

問合せ:教職員人事課
【電話】222-3781【FAX】222-3759

▽鍾馗はんメモじゃぞ
教員が仕事・育児しやすい環境づくり
市では、これまでから教員の負担軽減に取り組み、教材準備や配布物の印刷などを行う「校務支援員(教員免許不要)」を全ての市立学校・幼稚園に配置し、働き方改革を推進。
また、小学校での育児短時間勤務者割合が政令市(大都市)で1位となるなど、仕事と子育ての両立支援を積極的に進めています。

補正予算の詳細は、HPで紹介しています。
さぁ、本日のしらべる堂はこれにて閉店。またのご利用お待ちしております!

またね~

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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