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自治体の皆さまへ

16年の任期を終え 門川前市長の感謝の言葉

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京都府京都市

ここでは、16年間の主な市政の歩みを振り返り、市民の皆さまへの感謝のごあいさつをお伝えします。

■市民の皆さまと共に汗して前進させた、京都のまちづくり

▽子育て 全国トップ水準の子育て・教育環境
[全国トップ水準]
市立小・中学生の学力(文科省調査)
[大都市(政令市)唯一]
10年以上保育所等・学童クラブ事業の待機児童ゼロを継続
[手厚い保育士配置と担い手確保、質の高い保育]

▽安心・安全 犯罪発生件数の減少
2004年…4万2395件
2022年…7032件
ピーク時から83%減

▽財政 ふるさと納税寄付金受け入れ額の増加
2019年度…2.6億円
2021年度…62億円
2022年度…95億円
4年間で36.5倍に!

▽環境 ごみ量の減少
2000年…82万トン
2022年…38万トン
ピーク時の半分以下

▽観光 宿泊税の創設
2018年度…15億円
2022年度…30億円
2023年度(見込み)…48億円
累計:164億円
税収は市民生活と観光の調和に向けた取り組みなどに活用

▽文化 文化首都としての京都
・文化庁の京都への全面的移転
・京都芸大・美術工芸高校の京都駅東部エリアへの移転
・文化を基軸とした都市経営

その他の項目などについてはHPを確認

◆財政再建に注力
門川大作前市長は、2008年の市長就任当時のリーマンショック等による過去最大の赤字(全会計で300億円強)や、コロナ禍の影響を乗り越え、明るい未来を創造するため、行財政改革を実行し、福祉や教育、子育て支援、文化、安心・安全などを充実。
4期目には、長年の課題の財政再建を最大の使命に、市民ぐるみで議論を行い、行財政改革計画を策定。市民の皆さまのご協力を得ながら、あらゆる施策を持続可能な視点で見直し、都市の成長戦略を推進。当初10年以上かかるとされた予算の収支均衡を2年で達成し、昨年度決算は過去最高の77億円の黒字に。持続可能な行財政運営への確かな道筋をつけられました。

▽行財政改革の成果の例(財政は着実に改善)
[職員数]
2007年度(市長就任時)…1万6451人
・4120人減
・年間人件費330億円減

2023年度…1万2331人

[一貫して削減に努力 市債(市の借金)残高]
2007年度(市長就任時)…1兆9903億円
・4075億円減(20.5%減)

2022年度…1兆5828億円

■ごあいさつ
長年、共に汗し、力強くお支えくださいました全ての市民の皆さまに、心から感謝申し上げます。
京都の最大の宝は、「地域力」、「文化力」、そして「伝統と革新」。それを支えておられる人々の「人間力」。そのことを日々実感しつつ、徹底した“現地現場主義”で、ボトムアップの行政を心がけ、実行してきた16年でした。
福祉、子育て支援、教育、安心・安全をはじめ、あらゆる市民サービスを持続可能なものにするために取り組んだ財政再建。多くの皆さまのご協力のおかげで、長年の課題であった赤字を22年振りに解消、持続可能な行財政の確立への道筋と未来への土台づくりができました。
併せて、市民の豊かさにつながる都市の成長戦略を推進、文化庁や京都芸大・美術工芸高校の移転をはじめとした文化を基軸とした都市経営は、多様性と包摂性を尊重し、SDGs、「誰一人取り残さない」社会、引いては、世界平和にも通じるもの。「あの時の市民ぐるみの改革があったからこそ、魅力あふれる京都が飛躍した」。10年・20年後にそうご評価いただけると確信しています。
結びに、素晴らしい松井孝治新市長の下で、大好きな京都のまちが一層発展することを心から願っています。深謝。
門川 大作

問合せ:秘書担当
【電話】222-3066【FAX】222-3177

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