今回は、大型自動車運転免許の取得条件が緩和されたことにより、最年少となる19歳で市バス運転手となられた中出丈さんにお話を伺いました。
[中出 丈(なかで じょう)さん]
京都府出身。市バス横大路営業所の一部路線の運行を受け持つエムケイグループに19歳で入社。京都駅を出発して東寺などを周回する16系統など4路線を担当。
■車内で快適に過ごせるような運転を目指す
◇最年少で市バス運転手になられた思いを
最初は緊張したのですが、営業所の先輩方から「焦らず気持ちに余裕を持つことが大事」とアドバイスをいただいたこともあり、今は程よい緊張感で運転できています。19歳でバス運転手になれる制度ができたことで、幼いころからの夢を一足早く叶えることができてうれしいです。
◇運転手を目指したきっかけは?
幼いころから車が好きで、バスやトラックなどの大きな車に憧れていました。早く運転したいとよく親にせがんでいたようです(笑)
バス運転手になりたいと思ったのは、中学の修学旅行の際に乗ったバスの運転手さんが格好良かったからです。僕にもお客さまが車内で楽しく快適に過ごせるようなお手伝いができたら素敵だなと思いました。
◇運転手としてやりがいを感じることは?
やはりお客さまから「ありがとう」と言っていただける時ですね。特に「車内アナウンスが丁寧で安心して乗れたよ」と声をかけていただいた時には、運転手をやっていて良かったなと思いました。
◇運転手を目指される方にメッセージを
制度が変更されたことで、僕も挑戦してみようと思いました。最初は、先輩方に指導してもらいながら運転するので、安心して経験を積むことができます。若い方でも免許が取得できるようになったので、バスの運転に興味のある方はぜひ一緒に働きましょう!
◇今後の目標を
乗り心地が良いなと思っていただけるように、さらに運転技術を磨いていきたいです。そして、先輩方よりも運転の経験が浅い分、お客さまに寄り添った車内アナウンスを心がけたいです。
まだ新人ですが、安全運転でしっかり頑張りますので、応援してくださるとうれしいです。
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