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いねタク×太陽光

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京都府伊根町

太陽光で発電した電力を使っていねタクが走ります!

■いねタクとは
いねタクは、伊根町予約型乗合交通として令和4年4月1日よりスタートした新しい交通システムです。
いねタクの車両は、住民のみなさんに身近な交通手段からエネルギーの使い方を考えてもらうきっかけとなるよう、3台ある全ての車両が電気自動車(EV)となっています。
EVは走行中に地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)を排出しないことから、脱炭素化を実現させるための切り札としても期待されています。

■庁舎北側にソーラーカーポート型の太陽光発電を整備しました!
伊根町では、いねタクの充電拠点として太陽光発電設備を整備し、ここで発電した電力をいねタクに充電することで、発電時や走行時にCO2を排出しない「ゼロカーボン・ドライブ」に取り組んでいます。
EVは、製造から廃棄までの期間で、従来のガソリン車に比べCO2排出量20~30%が少なく、環境にやさしいとされています。再エネ電力を活用することで、さらなるCO2排出量の削減を実現できます。
今回整備した発電設備は、58.63kWの太陽光パネルと97.2kWhの蓄電池を備え、昼間のいねタクの充電だけでなく、昼間に太陽光で発電した電力を貯めて、夜間にいねタクの充電を行う仕組みとなっています。

■いねタクの効果
(1)二酸化炭素排出量の削減、再生可能エネルギーの有効利用
いねタクは太陽光で発電した電力で走るため、発電時や走行中にCO2を排出していません。
いねタクは予約状況に応じて乗合で運行しています。いねタクの利用が増え、自家用車の使用が抑制されることで、さらなるCO2排出量の削減につながります。

(2)地域の皆さんの移動手段や町内観光の利便性向上の手段として
いねタクは、診療所への通院、小学生の通学、体操教室、サークル活動など住民のみなさんに利用されています。また、観光客の町内飲食店への移動や観光地めぐりにも利用されています。
運行開始から利用者は順調に増えており、住民の移動手段を守る交通施策として、町内観光の利便性向上の手段として、効果を発揮しつつあります。

(3)再生可能エネルギーの理解促進
カーポート型太陽光発電設備の発電状況を庁舎ロビーにモニターを設置して表示しています。
これにより多くの方の再生可能エネルギーの理解促進を高めます。

■いねタクの運行内容
運行地域/実施主体:伊根町内(町外へは丹海バスをご利用ください)/伊根町
運行内容:
(1)運行日…毎日(年末年始運休)
(2)運行時間…午前7時30分~午後9時
(3)予約方法…「いねばん」又は「電話」
(a)1週間前から当日30分前まで
(b)電話での受付時間午前9時~午後5時(平日)
(4)運賃…
・通常運賃大人300円
・小人・障がい者150円
・回数券大人10枚綴り2,000円
・小人・障がい者10枚綴り1,000円
※回数券は伊根町役場、いねタク車内、伊根町観光協会にて販売

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