■生活支援体制整備事業~美味しい空気・人の優しさ・伊根町での豊かな暮らし~
みなさん、お住まいの地域で歳を重ねていくということを想像していますか?
いくつになっても人と繋がりや関わりをもって生活を送ることは、元気に暮らすために重要なことです。
筒川地区湯之山の後藤亨さん・綾子さんは、平成30年4月に大阪から移住され、独学で中華そば作りを習得。地元大工さんに厨房を作ってもらい、あとはコツコツ自分でリノベーションをし、同年11月に「イネノソラGOHAN」をオープンしました。
▽いろんな人とお話できて楽しい
令和6年11月14日木曜日。
今日はイネノソラGOHANでざっくばらんなおしゃべり会。店の前には「本日貸切」の看板。カウンターには綾子さん渾身のランチが出番を待つ。筒川地区の参加者を中心に15名が参加しスタート。自己紹介がてら、今の暮らしや、興味があることを語っていると、参加者のテーブルにランチが運ばれてくる。「色んな人の楽しいお話が聞けるし、ごはんも美味しいし、いいな〜」と声が聞こえる。
▽伊根町での暮らしで笑顔が戻った
ランチの次は、店主へのインタビュー。
亨さん:「大阪で仕事をしていた時は、いつもピリピリ。笑顔なんてなかった。キャンプやカヤックが趣味で、田舎に住みたいと漠然とは思っていた。《一回きりの人生だし、やりたいことをやろう》と移住セミナーに通う中、旅行で訪れた伊根町の風景と、温かい住民さんに出会い《ここなら何とかなるだろう》と移住を決めた。
『不便だろう。都会に戻りたくならないか?』と大阪時代の友人に聞かれることもあるが、『きれいな景色の中で、美味しい空気を吸って、優しい人に囲まれて、自分は豊かな暮らしをしてるんだ』といばって自慢している」と伊根の魅力について笑顔で語る。
「以前はほんと、笑わなかったよね」と亨さんの横で微笑む綾子さんからご夫妻の伊根町での豊かな暮らしが伝わってくるおしゃべり会でした。
◇参加者さんの声
・大阪の十三から来て、農業も商売もしているのはすごい事です。
・知らない人に出会い、いろんな話を聞けて、こんな事してるんだ~、こんな事思ってるんだ~と知ることができ、楽しい時間でした。
・後藤さんのお話とても良かったです。おしゃべり会、こんなステキな会があること、知らなかったです。今後も出席させてほしいと思います。
今年度の「ざっくばらんなおしゃべり会」はこういった地域の居場所で開催します!!
▽次回のざっくばらんなおしゃべり会
日時:2月26日(水)13時30分~
場所:本庄浜(本庄地区)小家CAFE
詳細:2月にいねばんでお知らせいたします。
お問合せ:
・伊根町社会福祉協議会【電話】32-0176
・伊根町地域包括支援センター【電話】32-3041
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