■生活支援体制整備事業~地域にいつでも寄れる場所があるということ~
みなさん、お住まいの地域で年を重ねていくということを想像していますか?
いくつになっても人と繋がりや関わりを持って生活を送ることは、元気に暮らすために重要なことです。
井室地区の和田慶藏さん・久子さんご夫婦は自宅のガレージを解放し、いつでも、誰でも、立ち寄って時間を過ごせる環境を創っています。
そして、そこが井室地区の住民を中心とした居場所になっています。
◆今日も元気にシャッターが開く
令和6年6月7日金曜日。
天気は快晴。
今日はガレージ喫茶でざっくばらんなおしゃべり会。お昼を過ぎると、地元の人たちがお菓子を片手に集まってくる。声をかけられた駐在さん、野菜を買いに来た方など12名が参加。看護師の資格のある参加者が血圧を測る、駐在さんが詐欺の啓発。ほどなく久子さんの手作りジャム、ヨーグルトがふるまわれる。地区外の参加者からは「近くにこんなとこがあってええなぁ〜」という声も聞こえる。
◆みんなに支えてもらって、助けてもらってやってる。
久子さんの話に集まった方たちがうなずく。「3年前の12月にソファーが入ってきた。食器棚や机は〝これいらんかー〞とみんなが持って来てくれたりして今みたいになった。みんなに支えてもらって、助けてもらってやっている。みんな気持ちよーきてくれるんだー」
田んぼ仕事の帰りにフラッと、野菜を買いに来たついでにフラッと、美味しいおやつができたからそれを持ってフラッと…そんな日常の一コマにお邪魔してきました。
▽参加者さんの声
・近所の人がフラッと寄れる場所を作っていただき、ありがとうございます。
・いこいの場です。いつまでも続けてほしいです。
・和田さんの人柄だと思います。とてもGOODでした!
今年度の「ざっくばらんなおしゃべり会」はこういった地域の居場所で開催します!
▽次回のざっくばらんなおしゃべり会
日時:8月30日(金)13時30分~
場所:日出地区 よりみちサロン
詳細:8月にいねばんでお知らせいたします。
お問合せ:
・伊根町社会福祉協議会【電話】32-0176
・伊根町地域包括支援センター【電話】32-3041
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