市では、同じ職種に永く従事し、優れた技能を持ち後進の模範となる人を表彰しています。
今年度は、5職種5人の受賞が決定しました。
表彰式は、勤労感謝の日の11月23日(祝)に午前10時から、産業会館で行います。
■梅原 正哉(うめはら せいや)さん(60歳)調理職
京都の伝統的な京寿司や近代寿司と呼ばれる握り寿司、京野菜を使った箸休めなど、お客様が飽きずに楽しめる寿司屋を営んでおられます。「財産は金じゃなく人財である」をモットーに、様々な人とのコミュニケーションを大切に接しておられます。
■勝山 茂樹(かつやま しげき)さん(65歳)電気工事職
複数の資格を習得し、設計から工事まで全てご自身で行うことを強みとされ、福祉施設や体育館、ダンススタジオなど幅広い工事に携わっておられます。また依頼先から求められることや時代とともに変わるニーズに合わせて、日々の仕事に取り組んでおられます。
■黒川 勇(くろかわ いさむ)さん(68歳)大工職
数多くの現場で技術を習得し、建築の基礎を学ばれました。内装工事や耐震工事のほか、田舎建の新築や数寄屋建築なども手掛けてこられました。身に付けた幅広い知識と経験を活かし、増改築などの現場でも施主からの要望に柔軟に対応されています。
■吉田 勝治(よしだ まさはる)さん(70歳)製茶工職
様々な品種を組み合わせる「合組」を得意とし、手触りなどの五感と経験を活かして荒茶(※)の特性を引き出しておられ、手掛けたお茶は「柔らかくてまろやかで美味しい」と評判です。日本茶インストラクターの資格を持ち、小学校で講師を勤めるなど、教育活動にも携わられています。
(※)工場で一次加工され、仕上げ加工される直前の茶
■藤田 安藏(ふじた やすぞう)さん(71歳)建築塗装職
社寺や住宅など幅広い現場で従事してきた経験を活かし、施主の要望に沿いながらも、周囲との調和も考えて専門的にアドバイスされています。依頼先に指定された色に合わせる「調色」作業を得意とし、色褪せた壁でも他の壁の色との調整を綺麗に仕上げられることから、高い評価を得ておられます。
問合せ:産業振興課
【電話】39-9621
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