文字サイズ
自治体の皆さまへ

特集 カラダで水の怖さを学んでみた! 水害に備えよう(2)

2/20

京都府宇治市

■災害による被害を少しでも減らすために事前の備えを
自然災害は予測することが出来ませんが、日頃から備えることで災害による被害を減らすことが出来ます。「自分で出来ること」「家族や地域の人と出来ること」等について考え、準備することが大切です。

◆情報収集
災害に関する情報(気象情報等)に敏感になることで、素早い対応が出来、被害を最小限にとどめることにつながります。
・市ホームページ
・FMうじラジオ放送(88.8MHz)
・市公式LINE ※友だち登録が必要
・広報車による巡回広報
・テレビ ※リモコンのdボタンから
・京都府防災・防犯情報メール ※事前登録が必要
・宇治市くらしの便利帳(ハザードマップを掲載しています) ※最新版は令和5年2月に発行 2年毎に発行予定

◆気象情報の正しい理解
雨量や想定される被害について知り、収集した情報を正しく理解することで適切な避難につながります。

▽やや強い雨
1時間の雨量:10mm~20mm未満
想定される被害:
・たくさんの水たまり
・長時間続く時は要注意

▽強い雨
1時間の雨量:20mm~30mm未満
想定される被害:・側溝や小さな川が溢れる

▽激しい雨
1時間の雨量:30mm~50mm未満
想定される被害:・山やがけ崩れが起きやすくなる

▽非常に激しい雨
1時間の雨量:50mm~80mm未満
想定される被害:
・マンホールから水が噴出
・土石流が起こりやすい

▽猛烈な雨
1時間の雨量:80mm~
想定される被害:・大規模災害の発生する恐れが強い

◆避難場所・経路の確認
実際に避難経路を通って、避難場所まで歩き、所要時間等を確認しましょう。また、どのタイミングで避難するか等も決めておきましょう。

◆避難に必要な物の準備
宇治市くらしの便利帳(36ページ参照)等を参考にしながら「あったら便利なもの」より「無くてはならないもの」を準備してください。まずは3日分、出来れば1週間分の食料品や生活用品を家庭で備蓄しましょう。

常備薬や眼鏡等、日常的に使う物も入れましょう。また、必要な物をリュックサックに詰め、避難時にすぐに取り出せる所に置いておきましょう。

▽非常用持ち出し袋リスト
各家庭で必要な物を考え、「●●家の非常用持ち出し袋」を作成してみましょう!
(例)
・貴重品
・非常食品(乾パン・缶詰等)
・救急用品
・携帯ラジオ
・衣類・下着
・懐中電灯
・簡易トイレ
・ポリ袋
・歯ブラシ
・マッチ・ろうそく
・おむつ(子どもがいる家庭)
・哺乳瓶(子どもがいる家庭)
・入れ歯(高齢者がいる家庭)
・補聴器(高齢者がいる家庭)
必要な物を書き出しましょう

◆災害時の連絡方法の確認
電話が一時的につながりにくくなる恐れがある災害時でも、連絡を取れる方法を家族等で共有しておきましょう。

▽電話を利用する声の伝言板「災害用伝言ダイヤル171」
171にダイヤル

・録音する場合 1をプッシュ
・再生する場合 2をプッシュ

ガイダンスが流れる
被災地の人の電話番号をダイヤル

▽インターネットで安否を確認「災害用伝言板web171」
【HP】https://www.web171.jp/にアクセス

被災地の人の電話番号を入力

説明に従い、伝言を登録・閲覧

※詳しくは本紙をご覧ください

体験利用出来ます!
※二次元コードは本紙をご覧ください

毎年のように、大規模な災害による被害が全国各地で発生しています。本年6月、大型台風により活発化した梅雨前線の影響で線状降水帯が発生し、各地で河川の氾濫や土砂崩れ等により人的被害や住家被害が発生しました。
災害による被害を最小限にするためには、一人ひとりが、防災について関心を持ち、災害に対する備えを進めていくことが求められます。自分自身や家族の命を守るためにも、改めて災害について考え、出来ることから行動に移していきましょう。
また、大規模災害時は、地域での助け合いが不可欠です。日頃から町内会・自治会等、顔と顔の見える関係を築いていきましょう。
宇治市としましても、自主防災組織の育成、自主防災マニュアルの作成等、地域での防災力向上の取り組みへの支援を推進し、自助・共助・公助の連携強化に努めてまいります。
宇治市長 松村淳子(まつむらあつこ)

問合せ:危機管理室
【電話】39-9421

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU