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UJISHIのコラム(各課からのコラムをご紹介!)

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京都府宇治市

■01 [お茶][歴史]宇治史探検(157)
知る人ぞ知る宇治の豆知識をお話しします。

▽牧野富太郎と巨椋池のヒツジグサ
ちょうど90年前の昭和8年(1933年)9月12日午後8時頃、植物学者牧野富太郎が、巨椋池のヒツジグサ(睡蓮)の開花時間を実地見分するため、京阪電車観月橋駅に降り立ちました。
向島小学校長竹内敬氏(植物研究家)宅に泊まり、翌13日早朝、小舟で池に乗り出しました。睡蓮の群落に到着しますが、花は堅く閉じ正午まで「凝視スルモ」まったく変化がありません。午後0時10分にようやく開きはじめ、3時に「皆満開」。4時半頃食事のため一時上陸しますが、5時半に再び湖上へ戻ると花はしぼみはじめており、6時半には「全ク閉ヂテシマッタ」。
午前4時に起床し、朝食後約12時間、飲まず食わずで日に照らされ「顔モ頸モ日光ノ直射デ黒赤ク焦ゲタ」が、船上での「睡蓮花ト根比ベヲシタ事モ亦近来ノ一快事」と満足げです(「断枝片葉67ひつじぐさノ花ハ何時ニ開キ何時ニ閉ヅル乎」『植物研究雑誌』昭和9年2月号より)。竹内敬著『京都府草木誌』にも、調査当日の思い出が記されています。

・牧野富太郎(1862~1957)
明治~昭和期の植物学者。『植物学雑誌』創刊。

問合せ:歴史資料館
【電話】39-9260

■02 こんなときどうする?

▽「ポイ活に注意!!」
Q…買い物に行く度に、各店舗でポイントを集めています。注意することはありますか。
A…買い物額に応じてポイントを集めると、その店舗での支払いに使えたり、商品と交換が出来るポイントサービスがあります。「ポイ活」と称し、ポイント集めを楽しむ人も増えています。各種カードやスマートフォンのアプリなどでポイントを貯めますが、交換期限や交換条件がある場合があります。また、交換条件の変更やサービスの廃止、業者の廃業により、ポイントが使えなくなる場合や、ポイントを貯めていたカードを紛失した場合、ポイントがなくなってしまうこともあります。
ポイントサービスは、あくまでも「業者のサービス」と考えられていますので、保証がありません。利用期限や交換条件はこまめにチェックし、「ポイントが付くから」と振り回されずに利用しましょう。

[Check!]
スマートフォンのアプリで指定のゲームをプレイしたり、移動記録の提供、広告視聴をするともらえるポイントなどは、スマートフォンのデータ利用料金にも影響することがありますので、気を付けましょう。

問合せ:消費生活センター
【電話】20-8796

■03 共生 なるほどろう文化
まずは、聞こえない世界を想像することから。

▽コミュニケーションボードをご存じですか?
コンビニや店舗のレジにコミュニケーションボードを置いていることがあるのを知っていますか?
例えば、コンビニで「レジ袋が必要ですか?」「お弁当を温めますか?」などと聞かれます。聴覚に障害のある人は、何を聞かれているか分かりにくく、また、返答も伝わらないことがあります。聞きたいことやしたいことをイラストなどで示したコミュニケーションボードがあれば、指さすことで、円滑に意思を伝えられます。聴覚に障害のある人だけではなく、ことばによるコミュニケーションを取りにくい人も利用出来ます。
誰にとっても分かりやすく、利用しやすい工夫が広がるといいですね。

問合せ:障害福祉課
【電話】21-0419【FAX】22-7117

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