UJISHIのコラム(各課からのコラムをご紹介!)

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■01　[お茶][歴史]
宇治史探検(160)
知る人ぞ知る宇治の豆知識をお話しします。

▽宇治十帖の名が付く橋
宇治橋西詰から県通りを経て宇治川沿いに大津市にいたる府道大津南郷宇治線は、白川浜の手前付近から山に沿って坂道を登っていきます。するとすぐに白川を早蕨橋(さわらびばし)で渡り、楓橋(かえでばし)、夢(ゆめ)の浮橋(うきはし)、橋姫橋(はしひめばし)を経て天ヶ瀬ダム入口にいたります。さらに総角橋(あげまきばし)、四阿屋橋(あずまやばし)を経て、宇治田原町域へと進んで行きます。橋の名は、紅葉谷から流れ出る寺川を渡る楓橋を除き、すべて源氏物語宇治十帖の巻名から名付けられています。
これらの橋は、いずれも府道(当時は宇治瀬田線)が天ヶ瀬ダム建設にともない移設された、昭和36年(1961年)に架橋されました。橋の名を宇治十帖にちなんだ理由、そして四番目の早蕨を最初にするなど順番を考慮していない理由はわかりません。一度に六カ所もの新しい橋が誕生するにあたり、宇治ならではの名前をと検討されるなかで、源氏物語宇治十帖がクローズアップされていったのではないでしょうか。

問合せ：歴史資料館
【電話】39-9260

■02　こんなときどうする?

▽「訪問買取業者が家に来ましたが…」
Q.「衣類や食器を買い取ります」という電話があり、訪問買取業者に来てもらいました。業者から、「貴金属やブランド品はないか」と言われ、売るつもりのなかった指輪やネックレスを格安で買い取られてしまいました。取り戻すことは出来ますか。

A.訪問買取の契約はクーリングオフが出来ます。不本意な契約をした場合は、8日以内にクーリングオフの通知書を出しましょう
訪問買取業者が事前に買い取ると予告した商品以外を買い取ることは禁止されています。業者が強迫的で断れないケースもあるようなので、信頼出来る人に同席してもらい、売るつもりのない貴金属等の売却を迫られても、きっぱり断りましょう。

[Check!]
訪問買取業者が飛び込み訪問することも禁止されています。連絡なしに訪問してきた訪問買取業者は相手にしないようにしましょう。

問合せ：消費生活センター
【電話】20-8796

■03　墓じまいについて考えてみませんか?
少子高齢化が進む現代、「お墓が遠くにある」「お墓の世話をする人がいない」などの理由で、墓じまいを行う人が増加しています。ご自身のお墓が将来無縁墓にならないよう、今から墓じまいについて考えてみませんか。

▽墓じまいの一般的な手順
(1)合葬式墓地や納骨堂など、遺骨の移転先を決める
(2)現在お墓のある市区町村で改葬許可の手続きを行う
(3)墓石を解体し、墓地を返還する(4)移転先の墓地管理者に改葬許可証を提出し、埋蔵・納骨する

▽合葬式墓地
複数の焼骨を合同で埋蔵することを目的としたお墓で、墓石等の建立や管理、承継の必要がありません。市では、令和3年7月から市営の合葬式墓地の供用を開始し、随時申込みを受け付け中です。詳細は、同課へ。

▽改葬
現在のお墓から遺骨を取り出し、新しいお墓や納骨堂へ埋蔵・納骨すること。

問合せ：環境企画課
【電話】20-8726