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UJISHIのコラム(各課からのコラムをご紹介!)

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京都府宇治市

■01 [お茶][歴史]宇治史探検(167)
知る人ぞ知る宇治の豆知識をお話しします。

◇別業(べつごう)の地・宇治
都が奈良から長岡に移り、平安京が造営されたのは今から約1200年前のことです。この平安遷都からほどなく、宇治では貴族の別業(別荘)が造営され始めています。旧の都である平城京と平安京を結ぶ大和街道の途中にあった宇治は、貴族、特に藤原氏による別業の地として発展しました。
では、別業のまちとなった当時の宇治はどのような形態の町だったのでしょうか。藤原頼長が記した「台記別記(たいきべっき)」を紐解いてみましょう。「台記別記」には春日詣での行列が宇治を通過した際の道順が詳細に記されています。この道順を復元してみると、平安京と同じような碁盤の目状の街並みであったことが読み取れます。
これを裏付ける遺跡として、宇治妙楽55番地での発掘調査で、道の痕跡が現れました。その道は、今の伍町通りとつながり、さらに西へと進み、JRの線路の向こう側まで続いていたことがわかりました。また、現在でも宇治のまちには南北、東西に走る道が残っています。藤原氏たちは、平安京と同じような街並みを築いていたのでしょう。
しかし、南北朝の動乱により宇治のまちは焼き払われてしまいます。その復興の過程で宇治橋から一の坂までを一直線に続く現在の宇治橋通りが造られ、珍しい三角形街区が造られることになったのです。

問合せ:歴史まちづくり推進課
【電話】21・1602

■02 こんなときどうする?
◇ネット予約の解約トラブルにご注意!

Q:インターネットで格安航空券を手配したが旅行に同行する家族が急病になり、旅行を中止した。フライト時間の24時間前までに電話で解約すれば返金される契約だったが、電話が通じずキャンセルが間に合わなかった。返金してもらえないか。

A:本件は海外のOTA(オンライン旅行取引事業者)を利用した契約でした。海外事業者が運営するサイトでは日本の法律等を用いた交渉が難しい場合があり、誠実に交渉できる相手でなければ返金は極めて困難です。インターネットで予約する際は、契約内容や問い合わせ先をよく確認しましょう。


申し込みを完了する前には、キャンセル等の条件や内容をよく確認しましょう。記載されている文章が不親切だと感じたら契約しないのも一つです。24時間電話対応有という表示があっても実際はつながらないという事例も報告されています。

■03 特殊詐欺にご注意!
警察官をかたる者から、「特殊詐欺の犯人を捕まえた。あなたも被疑者として取り調べる必要がある。」や、通信事業者をかたる者から、「あなたの携帯電話が使えなくなる。」などの電話が、京都府内で報告されています。
このような電話は、特殊詐欺の予兆電話であり、今後も継続的にかかってくる恐れがあります。

◇被害にあわないために
1.不審な電話はすぐに切る
官公署等の職員を名乗る場合は、ホームページ等に公開されている電話番号にかけ直しましょう。

2.日頃から家族と連絡を取る
特にお金の話は一人で対応せず、家族や警察に相談しましょう。

3.国際電話の利用休止を申込む
特殊詐欺の電話の多くは国際電話からかかってきます。簡単にできるので利用休止を申込むのも一つの選択です。

4.防犯機能付き電話機を活用する
通話内容を録音する旨のアナウンスなどを流す機能があり、被害防止に効果が期待できます。

問合せ:
宇治警察署【電話】21-0110
総務課【電話】20-8700

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