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自治体の皆さまへ

[特集]一人ひとりが自分らしく輝くために(2)

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京都府宇治市

■障害のある人もない人も共生できる社会づくり
障害のある人もない人も共に生きる社会を実現するためには、様々な障害への理解を深めるとともに、それぞれの障害に合った配慮をする、思いやりの気持ちが大切です。自分にできることを考えてみませんか。

◆12月3日~9日は障害者週間
▽思いやりのある行動を~ヘルプマークとヘルプカード~
ヘルプマークは、義足や人工関節を使用している人、内部障害や難病の人、妊娠初期の人など、外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている人が、周囲の援助を得やすくするためのマークです。身につけている人を見かけたら、思いやりのある行動をお願いします。また、宇治市ヘルプカードは、援助してもらいたい内容を伝えるためのカードです。カードを提示された場合は、書かれた内容に応じた支援をお願いします。

▽障害のある人向けの相談員
自身が障害者手帳を持っている、または障害者の家族である相談員が、障害のある人の悩みを聞くだけでなく、福祉制度の手続きの案内や関係機関との連携を行っています。相談員の名簿は、市ホームページで確認出来ます。直接、相談員に問い合わせてください。

▽手話通訳・要約筆記者の派遣
聴覚や音声・言語機能に障害のある人向けに、医療機関への受診・相談のほか、冠婚葬祭や自治会活動など必要な場合に派遣を行います。1週間前までに障害福祉課に申請してください。

▽出前講座
自治会、学校、企業等を対象に、市職員等が講師となり、簡単な手話教室を行います。詳しくは障害福祉課に問い合わせてください。

▽障害のある人の作品・製品展示会
障害福祉施設の自主製品等を展示します。
日時・場所:
・12月3日(火)~9日(月)…生涯学習センター
・3日(火)~10日(火)…ゆめりあ うじ
・16日(月)~1月10日(金)…市役所1階市民交流ロビー

▽ロビー販売
障害福祉施設が日替わりで、食料品や生活雑貨を販売しています。
日時:月~金曜日(市役所開庁日)午前11時半~午後1時
場所:市役所1階市民交流ロビー

▽身体に障害等のある人向けの投票制度
・郵便等による不在者投票
次の表に該当する人は自らの記載で郵便等による不在者投票が出来ます。

・郵便等による不在者投票における代理記載制度
郵便等による不在者投票の対象者で、かつ、次の表に該当する人は、代理人の記載により投票することが出来ます。

いずれの制度を利用する場合においても、事前に市選挙管理委員会が交付する「郵便等投票証明書」が必要です。「郵便等投票証明書」の交付申請は、いつでも申請することが出来ます。申請書類は同委員会にあるほか、市ホームページから印刷することが出来ます。身体障害者手帳、戦傷病者手帳または介護保険被保険者証の写しを添えて申請してください。

郵便等投票証明書の有効期間
・身体障害者手帳及び戦傷病者手帳による証明…郵便等投票証明書の交付日から7年
・介護保険被保険者証による証明…被保険者証に記載されている認定の有効期間の末日

申請書はこちら
※二次元コードは本紙参照

問合せ:選挙管理委員会事務局
【電話】20-8798

◆投票をお手伝いします! 12月8日(日)は、宇治市長選挙・宇治市議会議員補欠選挙の投票日です
期日前投票は次のとおりです。

▽投票所に「コミュニケーションボード」と「投票支援カード」を設置します
選挙の際、障害のある人や、意思疎通・投票の方法に不安のある人等が、投票をスムーズに行えるよう「コミュニケーションボード」と「投票支援カード」を全投票所に設置します。利用を希望される人は投票所の係員に申し出てください。

・コミュニケーションボード
投票所で想定される困りごとや手伝ってほしいことをイラストや文字で表示しています。対応してほしい内容を指さすことで、投票所の係員に自分の意思を伝えることが出来ます。

・投票支援カード
投票所内において支援が必要な場合に、対応してほしい内容をあらかじめ記入しておき、投票所で係員に提示することで、投票をスムーズに行うことができます。当日申し出ることも出来ます。

投票支援カードの印刷はこちら
※二次元コードは本紙参照

「障害者週間」は、平成16年の『障害者基本法』の改正により、広く障害者福祉についての理解と関心を深め、障害のある方が社会・経済・文化その他あらゆる分野の活動に参加することを促進するために設けられました。12月3日の「国際障害者デー」と9日の「障害者の日」を結ぶ一週間であり、誰もが自分らしく暮らせるまちづくりのため、一人ひとりができることを考え、実践する一週間と言えるでしょう。
宇治市では、一人ひとりが自分らしく輝く共生社会の実現を目指し、文化芸術の振興を通じて、障害のある方の自立と社会参加に取り組んでいます。このたび、庁舎2階にオープンする「アートと交流の拠点」においても、障害のある方の作品や個性溢れる表現の魅力に触れていただき、これを契機に、交流と相互理解がより一層深まることを期待しています。
宇治市長 松村 淳子

問合せ:障害福祉課
【電話】21-0419

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