■紫式部ゆかりのまち宇治巡り
宇治市は、紫式部が記した『源氏物語』最後の十帖の主な舞台であり、平安時代の文化財や街の形が今もなお受け継がれています。今回、大河ドラマ「光る君へ」(NHK)の出演をきっかけに、キャストの方々が宇治巡りをされた様子を紹介します。
◆矢部 太郎(やべ たろう)さん、信川 清順(のぶかわ せいじゅん)さんの宇治巡り
▽矢部太郎さんプロフィール
1977年6月30日生まれ。大河ドラマ「光る君へ」では、まひろの従者である乙丸を演じる。
▽信川清順さんプロフィール
1981年2月22日生まれ。大河ドラマ「光る君へ」では、まひろの弟・藤原惟規の乳母であるいとを演じる。
@「光る君へ 宇治 大河ドラマ展」(主催…宇治市)
人物相関図にサイン
↓
@宇治神社
「みかえり兎」で有名な宇治神社を参拝
・当時では考えられないほど、とてもハイセンスな場所ですね。
↓
@平等院
鳳凰堂の前で記念撮影
・平安貴族が別荘地として選んだことが納得できるくらい、見どころがたくさんの魅力ある街ですね!
◆渡邊 圭祐(わたなべ けいすけ)さんの宇治巡り
▽渡邊圭祐さんプロフィール
1993年11月21日生まれ。大河ドラマ「光る君へ」では、道長の嫡男・藤原頼通を演じる。
@浄妙寺跡(現 市立木幡小学校)
藤原氏の墓と言われている場所を訪問
↓
@「光る君へ 宇治 大河ドラマ展」(主催…宇治市)
フォトスポットで記念撮影
↓
@宇治上神社
世界遺産の宇治上神社を参拝
↓
@朝霧橋
朝霧橋を渡って平等院へ
↓
@平等院(柄本 佑(えもと たすく)さんが合流)
頼通が建てた鳳凰堂の前で親子のツーショット撮影
・自分の役柄にまつわるものが現代まで残っていることが不思議な感覚でした。同時に、やりがいのある役柄だと感じました。
・頼通と一緒に周ったからこそ頼通のセンスや考えに触れられ、とても勉強になりました。
▽柄本佑さんプロフィール
1986年12月16日生まれ。大河ドラマ「光る君へ」では、平安の貴族社会で最高の権力者として名を残した藤原道長を演じる。
※詳しくは本紙またはPDF版をご覧ください。
■9/28(土)@文化センター 大河ドラマ「光る君へ」スペシャルトークショーin宇治を開催
書家の根本知さんによる講演会、俳優 柄本佑さん・渡邊圭祐さんによる撮影の裏話など貴重な話で盛り上がりました。
[第1部]
大河ドラマ「光る君へ」の題字や書の指導を担当されている書家の根本先生が、登場人物ごとにキャラクターや文献を参考にして文字の大きさや字形を決めたこと、文字の歴史など、ドラマの裏側や、書の奥深さについて話されました。
[第2部]
柄本佑さん・渡邊圭祐さんが客席からのサプライズ登場でスタート。柄本さんは、道長の政治やまひろへの思い、息子・頼通への継承等について、渡邊さんはクランクインの様子や父・道長への思いなどについて話されました。
また、渡邊さんが「第3の故郷にしたい」とおっしゃった宇治を巡っての感想も、写真とともに語っておられました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>