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自治体の皆さまへ

宇治を食べよう!-2-

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京都府宇治市

■農業者×事業者マッチング商談会
地元の事業者とつながりたい
地元食材を使いたい

市では、市内の農家さんと地元の新鮮な農産物を使いたい飲食業、加工業などの業者さんが直接交流する場所「農業者×事業者マッチング商談会」を開催しています。
令和5年8月9日に開催した商談会で、マッチングした事例を紹介します。

◆小山農園×tomarico(トマリコ)

○小山農園代表 小山 貴裕(こやま たかひろ)さん
・お客さんの反応が嬉しい
地元の事業者さんとのつながりを増やしたくて、マッチング商談会に参加しました。
自分が作った野菜を、実績のあるシェフに調理してもらうのは、とても誇らしく嬉しいことです。tomaricoで、お客さんの反応を直接見たときは、とても緊張しましたが、嬉しい気持ちが大きかったです。

・社会貢献をしながら農業したい
昨年の12月から、「IKOI(いこい)」という活動を始めています。「新鮮な野菜を地域の皆さんに食べてもらいたい。野菜で地域の皆さんのつながる場をつくりたい」という気持ちから、小学生以下は100円で食事を提供しています。槇島地域福祉センターで、第2水曜日に行っています。無理をしない範囲で、社会貢献をしながら農業を続けていきたいと思っています。

○「小山農園」の野菜はここで買えます
・ホットスマミー
小倉町南堀池103-14

・セブン-イレブン宇治京阪木幡駅前店
木幡内畑34-9

○tomaricoオーナーシェフ 大久保 友行(おおくぼ ともゆき)さん
・地元宇治の食材を使いたい
マッチング商談会に参加し、小山さんをはじめ、柚子や卵等、地元の生産者さんとつながることが出来ました。
宇治でお店をやるからには、地元の食材を使いたいと思っています。そうすることで、宇治がもっと注目される街になるきっかけになれば嬉しいです。
これからも料理を介して宇治の良さを伝えていきたいです。

問合せ:tomarico(莵道車田1)
【電話】39-7476

◆京野菜いのうち×ブリオファクトリー

○京野菜いのうち代表 井内 徹(いのうち あきら)さん
・宇治をもっと盛り上げたい
農家は日々生産に追われることが多く、事業者の方とつながりたくてもなかなか出来ません。マッチング商談会は事業者の方とつながるとても良い機会となりました。また、農家同士の良い情報交換の場所ともなりました。
より多くの人に宇治の新鮮な野菜の美味しさを知っていただき、宇治がもっと盛り上がってほしいと思います。
飲食店の方々や、消費者の方々と、顔が見える関係を大切にしています。
丹精込めて作った米や野菜を、納得した上で買ってもらい、喜んでもらえるまでが自分たちの仕事だと思っています。

○「京野菜いのうち」の野菜はここで買えます
・キックス槇島店
(月末の日曜日)
槇島町南落合113

・京野菜いのうち
(毎週土曜日午前9時~11時半)
槇島町月夜のコンテナ前
※無くなり次第終了

◆ブリオファクトリーシェフ 濃中(のなか)達也(たつや)さん

○新鮮な食材で美味しい料理を提供したい
マッチング商談会では、様々な食材の生産者の方々を知ることが出来て、とても良い機会となりました。直接生産者さんとつながることによって、新鮮な食材を安く手に入れることが出来、お客様にも美味しい料理を提供することが出来ます。
これからも、地元の食材を使い、素材を活かした料理を提供出来ればと思います。皆さんにもぜひ一度食べに来ていただき、実際に味わってもらいたいです。

問合せ:ブリオファクトリー(槇島町吹前55-2)
【電話】25-0800

■[Interview]豊富で良質な水に恵まれた宇治で先進のハイテクノロジーを使ってもやしを生産
もやしとカット野菜の製造メーカー 山都産業
山都(やまと)産業株式会社 代表取締役社長 兼 営業部長 安田 順治(やすだ じゅんじ)さん

◇新鮮で安全なもやしを宇治から皆さんの食卓へ
山都産業では、1日約50トンのもやしを365日休みなしで生産しています。輸送の面でも非常に立地条件に恵まれた環境の中で生産しているため、市内や全国各地に、新鮮なもやしを届けることが出来ます。

◇生産を支えているのは向上心豊かな従業員
コンピュータ制御による徹底した安全・衛生管理体制で、安定的にもやしを生産出来るようになっています。最新のハイテクノロジーを駆使していますが、やはり生産を支えているのは向上心豊かな従業員たちです。工場内の機械の中には、従業員のアイデアから作られたものもあり、自主的に様々な資格を取得して自分たちで出来る範囲を広げています。
現在販売量の約30%を占めているカット野菜も、従業員が実際に使って満足のいくものを生産しています。

〔山都産業〕
京都で創業して70余年。昭和63年に、京都市の吉祥院から現在の宇治市大久保町の工場へ移転してから約35年間、宇治でもやしを生産。

◇もやしの生産工程
・約10日間、豆からもやしを栽培。密閉された空間で温度や酸素濃度等を精密機器で管理。

・洗浄※環境に配慮し、作業水は循環させて使用

・上からのシャワー水で下のスリット部に根を押し込み、横スライドのカッターで根っこをカット

・ベルトコンベアで運ばれて…

・パックして完成!

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