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次世代へつむぎ未来を拓く 躍進予算(1)

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京都府宇治市

令和6年度は、第6次総合計画第1期中期計画の折り返しとなる年度となります。これまで種をまいてきた数多くの施策が芽を出し、着実に成長しています。目指す都市像である「一人ひとりが輝き伝統と新たな息吹を紡ぐまち・宇治」の実現に向け、着実に前進するため、令和6年度当初予算を編成いたしました。
これまでの取組をより大きく深化させ、推し進める中で、市民が誇れる、愛する宇治市を次世代につなぎ、輝かしい未来を切り拓く「躍進予算」に盛り込んだ施策の実現に向けて、スピード感を持って進めてまいります。
宇治市長 松村 淳子(まつむら あつこ)

■今号の特集では、市議会に提出した令和6年度当初予算のうち、重点的な取組等についてお伝えします。

・物価高騰対策(本紙3ページに掲載)や災害対応(本紙4ページに掲載)など、誰もが安全・安心に暮らせるまちづくり
・子育て・子育ちや地域共生・健康(本紙5・6ページに掲載)など、誰もがいきいきと暮らせるまちづくり

◆令和6年度 一般会計当初予算額 742.8億円

◆物価高騰への緊急対応 約18.4億円
▽水道料金の減免 1億8500万円
令和6年3月検針分から、4か月分(2期分)の基本使用料・メーター使用料の半額減免を実施

▽学校給食費高騰への対策 4600万円
給食費の値上げを抑制(現状の1食あたり240円を維持)するための対策を実施

▽低所得者世帯等への支援 約15.9億円
新たに令和6年度住民税非課税となる世帯等へ10万円を給付(子育て世帯には児童1人あたり5万円を追加給付)を実施

▽中小事業者への支援 1400万円
生産性向上のための先端設備投資等を支援(1事業者につき最大200万円を補助)

▽NEW 農業者への支援 600万円
生産性向上・省エネ化等を目的とした資材・機器の導入を支援(1経営体につき最大20万円を補助)

◆第6次総合計画の着実な推進 約264億円
▽3つの重点施策の推進
・みんなでつくる子育て・子育ちにやさしい地域共生社会 約150.3億円→本紙5・6ページに掲載
・WITHコロナ・POSTコロナ時代の安全・安心 約38.4億円→本紙4ページに掲載
・活力あふれる産業振興と未来への投資 約26.8億円→本紙7ページに掲載

◇まちづくりの土台となる取組の推進 約48.9億円

▽市民等との連携・協働 約4.5億円
市民協働のまちづくりを目指し、市民活動のサポートや地域コミュニティ活性化の取組を推進

▽人に優しいデジタル化の推進 約7.6億円
デジタル技術の活用による業務の効率化を進め、市民サービスの向上を推進

▽持続可能な行財政運営に向けた取組等 約36.8億円
安定した行財政基盤のもとでまちづくりを進めるため、行財政改革の取組を推進

■WITHコロナ・POSTコロナ時代の安全・安心

◆新たな時代に輝く宇治の観光まちづくり 約5.4億円
・紫式部ゆかりのまち宇治魅力発信プロジェクト
2024年大河ドラマ「光る君へ」の放送を契機とした、源氏物語や紫式部ゆかりのまちである宇治の歴史・文化・観光の魅力発信、歴史文化や世界観の体験、まちの活性化に向けた様々な取組を、拡充して実施

▽NEW インバウンド対策等を推進
2025年に予定されている大阪・関西万博開催などを見据え、多言語対応や案内サインの整備等、国内外の観光客の受け入れ環境を充実

▽天ケ瀬ダムかわまちづくり
旧「ガーデンズ天ケ瀬」跡地の整備等、天ケ瀬ダムを活用した周遊観光の活性化を図り、新たな観光需要を創出

▽NEW 小倉エリアから広がるにぎわいの創出
ニンテンドーミュージアムの開設を見据えた小倉地域と中宇治地域をつなぐ取組を実施
・JR小倉駅から近鉄小倉駅間の案内サインを整備し、駅間誘導のための車道・歩道のカラー化
・多言語対応デジタルマップのバージョンアップ
・小倉と中宇治地域をつなぐ体験型ゲームの造成

◆災害に強いまちづくり 約26.4億円
▽NEW 激甚化する自然災害に備えた防災対策の取組
災害時の備蓄品の充実や、即時に多人数へ情報伝達が可能な同報系の防災行政無線の整備に向けて検討開始

▽道路・河川などの安全・安心基盤の強靭化
防災拠点・広域避難所の役割を担う黄檗公園の再整備の他、河川・排水路及び道路等の計画的・効果的な維持管理を実施

▽耐震診断・耐震改修推進事業
戸建住宅の耐震改修における補助制度の拡充や耐震化アドバイザーの派遣を実施

▽地域の安全・安心を支える消防力の強化
消防車両や装備、消防団設備の更新等を実施

◆地域でつくる安全・安心のまち 約6.5億円
▽地域の防災力向上に向けた取組
災害時地域タイムラインの作成等を支援

▽地域の防犯力向上に向けた取組
防犯カメラの設置や「ながら防犯」等を推進

▽市民と築くゼロカーボンのまちの推進
・NEW ゼロカーボンセミナーの開催

▽NEW ZEVの普及を促進
電気自動車や充電器等の購入に係る補助を実施

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