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胃がんとピロリ菌の関係
宇治市は特に胃がんで亡くなる女性の比率が全国および京都府と比べて高くなっています。
胃がんには胃の粘膜に住み着く「ピロリ菌」が深く関わっており、原因の約98%以上がピロリ菌感染です。ピロリ菌は、主に5歳以下の感染力の弱い時期に感染し、一度感染すると一生続くといわれています。また、塩分のとりすぎは、胃粘膜を傷つけ炎症を起こしやすく、ピロリ菌の発がん作用を増強させることが明らかになっています。
50歳以上の人は、胃がん検診(胃内視鏡検査)でピロリ菌の感染の有無や胃粘膜の状態を確認し、胃がんの早期発見につなげられます。
30歳・35歳・40歳代の人は、胃がんリスク検診による血液検査を受けることで、胃がんのリスクを判定出来ます。検診の対象年齢・条件にあてはまる人は一部公費負担で検査を受けられますので、詳しくは市ホームページ等で確認してください。
一人ひとりが今から出来るがん対策を始めましょう。
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※二次元コードは本紙参照
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