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自治体の皆さまへ

健康のお便り

12/23

京都府宇治田原町

■五月病を防ぎましょう
五月は春の生活環境の変化の疲れが出やすく、「五月病」といわれる心の不調が出やすい時期です。五月病は正式な名称ではなく、医学的な診断名としては「適応障害」あるいは「うつ病」などと呼ばれます。
新生活がスタートして、知らず知らずのうちにストレスがたまり、1か月が経った頃に、身体のだるさや疲れやすさ、意欲がわかない、悲観的に考えてしまうなどの心身の症状が現れます。頭痛・腹痛、不眠などが起こることもあります。
「今まで楽にできていたことができなくなった」「大好きだった趣味に興味が持てなくなった」などの症状が出てきたら要注意です。

●五月病を予防しよう
○会話でストレス発散!
家族や友人、職場でのコミュニケーションの機会を大切にしましょう。話すことでストレス解消になります。1人での食事もなるべく避け、リラックスできる時間を増やしていきたいですね。
○栄養バランスのとれた食事を心がける
食事は一品のみで済ませるよりも、「主食・副菜・主菜」を組み合わせるよう意識してください。不規則な食生活、偏った食事内容は脳内の栄養不足を招き、とりわけ感情をコントロールする神経伝達物質「セロトニン」を不足させます。
セロトニンは動物性タンパク質に多く含まれる「トリプトファン」を原料に合成されます。
○質の良い睡眠をとる
睡眠は疲労回復に重要な役割を果たします。睡眠の質を上げるために、「起床・就寝の生活リズムを整える」、「夕食は寝る2時間前まで、入浴は1時間前までに済ませる」、「寝る前にスマホやパソコン(ブルーライト)を見ない」などの生活習慣を身に付けましょう。
○オフの日は楽しく過ごす
オフの日は自分の好きなことに時間を費やし、仕事のことは忘れましょう。運動もストレス解消法の1つです。ウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動でも、感情をコントロールする神経伝達物質「セロトニン」の分泌が促されます。
○上司や周囲の人との対処方法
新しい環境で働く人に対して上司や周囲の人は積極的に声をかけるなど、孤立させない気軽に相談しやすい職場づくりに努めてください。悩みがあるようならまずは受け止め、厳しく指摘しないことが大切です。また、生活リズムが乱れている。同じ仕事なのに仕事の処理能力が落ちていることに気づいたら、専門医の受診を勧めてください。
《要注意!》
五月病は放っておくと、本格的なうつ病に進んでしまうこともあります。早めに周囲を頼ったり、相談しましょう。

■今月の保健・予防案内
○乳児健康診査
対象:生後3~5か月
12日(金) 午後0時50分~1時30分受付

○幼児健康診査
対象:1歳6か月~9か月
19日(金) 午後0時50分~1時30分受付

○栄養相談
対象:住民
15日(月)
(1)午前10時30分~11時30分
(2)午後1時30分~2時30分
(3)午後3時~4時

対象者には個別に通知いたします。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、乳幼児健康診査が延期・中止になる場合があります。

場所:いずれも「はぐ♡くむセンター(保健センター)」

予約・問合せ:子育て支援課
【電話】88-6636

■今月の元気はつらつ!若返り塾

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問合せ:子育て支援課
【電話】88-6636

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