健康のお便り

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■フレイル
◇『フレイル』とは…
何とか自立して生活できる状態と介護が必要な状態の間で要介護の一歩手前を指します。フレイルを放置すれば、どんどん進行して要介護状態に移行します。
病気や障がいなどによる健康の喪失、配偶者や友人など親しい人々との死別による喪失などをきっかけとして社会との繋がりを失うと、生活範囲やこころの健康、口腔機能、栄養状態、身体機能までもが低下をきたし、ドミノ倒しのようにフレイルが進行、重症化していきます。

◇年齢を重ねると起こる変化
〔身体的な変化〕
・各種臓器機能の低下
・骨密度の低下や変形
・筋力、筋肉量の低下
・難聴など
〔精神的・社会的な変化〕
・認知機能の低下
・社会的に孤独になりやすい
・精神的なストレスからうつ病を発症しやすくなるなど

◇フレイルを予防しましょう
(1)持病のコントロール
悪化させないことが重要です。
(2)感染症の予防
重症化して寝たきりのきっかけになる場合もありますので、予防が必要です。
(3)体力や筋力の低下を防ぐ
筋肉量や筋量を維持して、いつまでも動けて転倒しない体を目指しましょう。
(4)精神的に充実した毎日を過ごす
社会参加や友人等との外出や食事などで、自宅に閉じこもらないようにしましょう。
(5)バランスの良い食事
たんぱく質が豊富な食事で、低栄養を防ぎましょう。
(6)口腔・嚥下機能を保つケア
口腔機能が落ちると、食事が困難になります。嚥下(飲み込み)が悪くなると、誤嚥性肺炎の原因になります。
(7)社会とのつながりをもつ
外出や誰かと話す機会を持って、家に閉じこもらないようにしましょう。外出の機会が減ると、フレイルがより一層進行しやすくなります。

◇フレイル予防教室のお知らせ
町では65歳以上の方を対象に“輝齢者しゃんしゃん教室”を開催しています。医療専門職が、フレイル予防について専門的な視点でアドバイスやヒントをお伝えします。
9月以降は9月7日(木)、21日(木)、28日(木)、10月12日(木)、26日(木)に予定しています。詳細は、健康対策課(【電話】88-6610)にお問い合わせください。

問合せ：健康対策課
【電話】88-6610

■今月の保健・予防案内
◇栄養相談
対象：住民
日時：1日(金)19日(火)
(1)午前10時30分～11時30分
(2)午後1時30分～2時30分
(3)午後3時～4時

◇乳児健康診査
対象：3～5か月
日時：12日(火)午後0時50分～1時30分受付
対象者には個別に通知いたします。

場所：いずれも「はぐ♡くむセンター(保健センター)」

問合せ・予約：子育て支援課
【電話】88-6636

■今月の元気はつらつ!若返り塾

※午前…午前10時～正午、午後…午後2時～4時