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モニター通信

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京都府宇治田原町

広報モニター 岡悠さん(緑苑坂)

■開園5周年記念やまぼうしまつり開催
皆さんは禅定寺にある「里山保育やまぼうし」をご存知でしょうか。7年前に町に移住してきた夫婦が5年前に始めた、自然の中での保育を基本とするようちえんです。
我が家の末娘が通うこの園では、園長は父ちゃん、子達はやまぼっこと呼ばれ、まるで1つの村のようです。
ここでの1日は、始まりと終わり以外に時間ややることの決まりはありません。朝から帰るまでやりたいことをしています。したくないことをしない自由もあります。
身の危険が上回ること以外に大人は口出ししません。その自由な子ども達を見る時、大人は自分のこども時代を思い出すかもしれません。
さて、そんなやまぼうしにこの5年間通っていた家族総勢100名近くが集まり、12月3日(日)にくつわ池自然公園で5周年記念のお祭りが開催されました。
ここでも大人もこどももやりたいことをやるのみなのです。家族経営のお店は10店舗以上、通貨はどんぐり、アイデアが溢れていました。オリジナルのキャラクター屋さん、作りたいもの作ります、もじやさん等々。大人になった私には全く思い付かないお店ばかりに、こどもも大人も目が輝いていました。
途中イベントは、皆で作ったこどもみこし、ソーラン節、ギターショー、父親達大活躍のヒーローショー等々。寒さは感動に紛れ、踊り楽しみ興奮の内にお祭りは終了しました。
ようちえんの継続は、園長夫婦はもちろんのこと保護者、町、地域の方々、くつわ池等の施設の方々の想いがあってのものなのだと一保護者として感じています。
「どんな集団も個人を尊重すればうまくいく。」私の信じている言葉です。やまぼうしはそれを実現していると感じます。その中で園長夫婦は自らの保育理念を私たちにしっかりと伝えてくれます。かと言って先陣切ったリーダーかという訳ではなく、皆と同じ一保護者のような近しい存在。我が娘は今年度卒園ですが、やまぼうしの今後の益々の発展に微力ながら出来ることをしたいと思います。

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