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モニター通信

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京都府宇治田原町

広報モニター
山本春子さん(銘城台)

「いこいの広場」
春がこぼれ自治会館裏のいこいの広場に、初夏の風が吹きぬける。元気な子供達の声が里山に響く。
ミカン、ミカン流して~ワークショップの一環で「流しソーメン」です。時々サクランボとミカンを流し入れると、リクエストは缶詰の甘いさわやかなミカンが人気、夏休み前の終業式の帰りに子供達がお腹を空かせているだろうと役員の配慮です。
地域委員、子供会、めじろ会、女性会、花いっぱいさあくる、自治会、有志の方の協力でワークショップがスタート。館内では、ゲームや手作りおたのしみ会も始まります。
女性たちはソーメンの支度を着々と、一番大変な作業はめじろ会男性達の竹取りです。準備は3日前から始まり、いこいの広場に竹を割る音が響きます。外の水道水も雑菌が無いか毎年調べてもらいます。
ここ「いこいの広場」の「陶板」は自治会からの依頼で、平成12年文化功労賞を受賞された岩山の故山本十造先生に製作をお願いしました。私の陶芸と習字の先生です。身体のご不自由にも拘らず土を練ること3日間、時には23時まで作業をすることもありました。すべての作業のコンプリートまで、2か月かかりました。
広場全体の図案では、車いすの方も散策出来るように下側までの道を作る予定でしたが、月日が流れ実現はできませんでした。
子供達のために、区長、自治会長の計らいで、須河車体の工場見学をしました。その帰りには広場に居た役員で「タコ飯」を作り子供達は、「おいしい」と里山に歓声が響きました。
現在子供の数は少なくなり、コロナウイルスで中止になっていますが、またいつまでも恒久的に、いこいの広場に元気な子供達の声が響くことを願っております。

いこいの広場 ソーメン流して 醍醐味になる

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