広報モニター 根布正子さん(奥山田)
●初夏のころ
艶々の若葉の梢をわたる鴬の鳴き声が、あちらこちらでしています。整然と植えられた田圃も順調に青々と生育して、その上をかすめて燕が忙しく虫をつかまえ、巣に運び、ひなを育てます。ほととぎすが「テッペンかけたか!!」と叫んでいます。
そして近頃ピロピローと昼も夜もとても美しい鳴き声がし、もしかしてとスマホで検索しました。
清流にすみ日本一美しい声で鳴く「カジカかえる」とあり、なんとめずらしい。カジカかえるが近くの川辺のどこかにすんでいるのです。
鷲峰山のふもとを流れてくる清らかな川の水は、カジカかえるが生息できる程きれいなのです。それから夜になると蛍が川面をすーと舞って、幻想的な気分にさせられます。
そして今年もうれしいことに笹ゆりをいただきました。これも貴重な花で、鹿や猪に荒らされたりして年々減っているそうですが、大事に見守り育てられて、よい姿、よい香りを楽しませてもらいました。
今日は梅を漬けました。白梅酢がでたら、畑の紫蘇を塩もみして入れます。パッと赤くなるのが感動です。
自然いっぱいのこの奥山田、いいなと思います。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>