■乾燥棚にころころ並ぶ 宇治田原町特産「古老柿づくり」(12/6)
本町の特産品である鶴の子柿を使った「古老柿」づくりが町内各所で行われました。
JA宇治田原町支店の古老柿生産部会員である森口雅至さん宅では、古老柿を乾燥させるために建てられた6段の「柿屋」(高さ約10m、長さ約12m、幅約2.5m)の各段に、皮をむいた古老柿がずらりと並べられていました。
気温が高い日が続いた今年は、柿の熟すのが早く収穫量は例年の7割、およそ5トン(10万個)ほどですが、甘味は期待できるとのことで、正月「事始め」の12月13日に合わせ、JA宇治田原町支店から同月11日に初出荷されました。
■命や人権の大切さを考えよう 第16回人権のつどい(12/8)
12月8日(日)総合文化センター研修室1にて、「第16回人権のつどい」を行い、命や人権の大切さを見つめ直しました。
第1部では、令和6年7月から9月にかけて募集を行った人権標語の入選者表彰式と令和6年度全国中学生人権作文コンテストにエントリーされた維中生2人の人権作文の発表を行いました。
第2部では、鮎川めぐみさんとミュージックアンサンブルVIVO(ヴィ―ボ)によるミニコンサートが開かれ、京都府人権啓発イメージソング「世界がひとつの家族のように」(作詞:鮎川めぐみさん)の歌詞に込めた想いをお話いただいたほか、国内外の名曲を美しい歌声で披露されました。
■豊かな自然を駆け抜ける 「第11回お茶の里うじたわらマラソン」(12/15)
12月15日(日)に町役場発着の「第11回お茶の里うじたわらマラソン」が行われました。町内外から230人がエントリーした本大会は、10km・5km・2.6kmの3コースからなり、茶畑や冬の風物詩である柿屋などを横目に、豊かな自然を満喫。いずれのコースも、最後には約1kmの上り坂が待ち構えており、ランナーらは沿道からの歓声を受け懸命に駆け上がっていました。
表彰式では、各部門の上位3人に金・銀・銅メダルが授与されたほか、完走後のランナーには、熱々の豚汁が振る舞われました。
■被災地復興のために 維孝館中学校生徒会本部(12/19)
維孝館中学校を代表して生徒会本部役員5人が、令和6年に発生した能登半島地震の被災者支援に役立ててほしいと中学校で集めた義援金14,634円を役場へ届けられました。
西谷町長からは「当たり前のように過ごしている日々は、大きな災害に遭うと一変してしまいます。日々感謝の気持ちを大切に、普段から防災の知識を学び、自分の身近な人や地域の安全のためにがんばってください」との言葉が送られました。届けられた義援金は、日本赤十字社を通じて被災地に送られます。
■いつ起こるかわからない自然災害に備えて 禅定寺自主防災訓練
毎年恒例となった禅定寺地区の防災訓練が11月17日(日)に実施され、いつ起こるかわからない自然災害に備え、多くの区民が参加し、真剣に取り組みました。
午前8時にサイレンが鳴らされ、各組の連絡網により、ちびっこ広場に集合する避難訓練、その後広場で京田辺市消防署宇治田原分署の指導のもと、3班に別れ、消火器による初期消火訓練、土嚢の作り方及び設置方法の訓練、また会館の中では救急を要する人への応急救護手順の講話による勉強会があり、皆さん真剣に聞き入っていました。
私もいざ災害にあった場合には慌ててしまい訓練通りに対応できるか不安ですが、繰り返し訓練することにより、体が自然に対応できるようになりたいものです。最後には、消火用バケツと非常食のアルファ米の配布がありました。
〔広報モニター(禅定寺)中辻宗弘さん〕
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