■秋から冬にかけてご用心ウインター・ブルー(冬季うつ)
毎年秋から冬にかけてうつ症状が現れる季節性のある気分障がいのことで、季節性感情障がいとも呼ばれます。10月~11月頃から症状が始まり、春先の3月ごろに回復するというパターンを繰り返すことが特徴です。
◇冬季うつ(季節性感情障がい)の原因
◇冬季うつ(季節性感情障がい)の特徴
・秋から冬にかけて繰り返し発症する
・日照時間の短い高緯度地域で発症が多い
・若年層や女性に発症しやすい
・不眠や食欲不振よりも、過眠や過食がみられやすい
・炭水化物(甘い物など)が食べたくなる
・重度の倦怠感に襲われる
◇冬季うつを防ぐために
・太陽の光を浴びる時間を増やす
・体内リズムを整える
※起床時間は固定して、規則正しい生活を
・栄養バランスのとれた食事を心がける
※炭水化物ばかりでは栄養が偏るため、肉や魚などのタンパク質もとりましょう。
◇冬季うつ以外の可能性も
冬季うつだと思っていたものが、専門家の診察の結果、別の病気であると診断されるケースはゼロではありません。季節に関係なく心身の不調を感じているなら、冬季うつではなくうつ病の可能性もあります。気になる症状が続く場合は、医療機関を受診し、専門医の診察を受けましょう。
◇こころの病気は誰でもかかり得ます
近年、こころの病気は増えていて、生涯を通じて5人に1人がこころの病気にかかるともいわれています。こころの病気は特別な人がかかるものではなく、ストレスなどが積み重なることがきっかけとなって、かかってしまうことがあるように、誰でもかかる可能性があるのです。眠れない、気分が沈む状態が続いてしまうなど、人によって症状はさまざまです。
そのため、こころの調子を崩してしまった場合は、ひとりで抱え込まずに家族や友人など、身近な人に相談しましょう。
◇京都府にあるメンタルヘルス相談先
京都府精神保健福祉総合センター(こころの電話相談)
住所:京都市伏見区竹田流池町120
電話【電話】075-645-5155
受付・相談:
月曜日~金曜日(祝日除く)
午前9時~正午、午後1時~4時
その他:来所での個別相談あり
■今月の保健・予防案内
◇栄養相談要予約
対象:住民
20日(月)
(1)午前10時30分~11時30分
(2)午後1時30分~2時30分
(3)午後3時~4時
◇乳児健康診査
対象:生後3~5か月
10日(金)午後0時50分~1時30分受付
◇3歳児健康診査
対象:3歳5か月~8か月
17日(金)午後0時50分~1時30分受付
対象者には個別に通知いたします。
場所:いずれも「はぐ♡くむセンター(保健センター)」
予約・問合せ:子育て支援課
【電話】88-6636
■今月の元気はつらつ!若返り塾
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