令和6年12月12日に豊かなむらづくり全国表彰事業で農林水産大臣賞を受賞された「1738やんたん里づくり会」を代表し、西田文也会長、木谷和副会長、浅田八千代副会長に、これまでの活動や受賞された心境などを伺いました。
【Q】1738やんたん里づくり会では、どのような活動をされていますか?
町の観光拠点施設である「宗円交遊庵やんたん」の運営・管理をしており、観光に来られた方へ向けた体験、観光案内、ランチやスイーツの提供等を行っています。みんなで知恵を出し合いながら、おもてなしに努めています。
【Q】農林水産大臣賞を受賞された今のお気持ちは?
簡単にもらえる賞ではないので、非常に喜んでいます。賞を取るために活動してきたわけではないのですが、地域の方々の「いこいの場」として始まった私たちの取組をしっかり続けてきたことが、結果として表れたのはとても嬉しいです。
このような大きな賞がいただけたのは、私たちだけの力ではなく、これまでこの地域で活動してこられてきた先輩方や周りの皆さんの支えがあったおかげで受賞できた賞だと思っています。地域全体で喜んでいきたいですね。
【Q】日々の活動の中で大切にされていることは?
「会話」を大事にしています。来ていただいた方に楽しくゆったりとした時間を過ごしてもらえるよう心がけており、しっかりコミュニケーションをとることで、リピートにもつながっていると感じています。
また、日本緑茶を作った永谷宗円翁の偉業やその精神も大切にしています。製法の開発はもちろん凄いことですが、何より見習いたいのは、自分だけのものにせず全国各地の人々に知識やノウハウを広めていったというところですね。そういった気持ちで日々取り組んでいることが、来られた方の笑顔につながっていると思います。
【Q】今後の展望を教えてください
「宗円交遊庵やんたん」は、観光拠点施設ですので、観光を通じた交流人口を増やしていきたいです。私たちが地域の魅力を発信していくことで、移住者が増えたり、茶業者や農家にも良い影響を与えたりと、町全体の活性化につなげていきたいと考えています。
問合せ:産業観光課
【電話】88-6638
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