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自治体の皆さまへ

図書館だより

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島根県邑南町

■BOOKシェアー第28弾
本好きの皆さんからの熱いメッセージを紹介します。

『蟬(せみ)しぐれ』
藤沢周平/著 文藝春秋
人が人らしく生きることを考えさせられる本です。結ばれることのない恋にも切ない思いでいっぱいになります。(こーちゃん)

『華ざかりの三重奏(テルツェット)』
坂井希久子/著 双葉社
60歳を迎えた女性たちのお話。バリバリのキャリアウーマンだった可南子は、定年後、中学時代に親しかった芳美と一緒に暮らすことになりました。独身の可南子と未亡人の芳美。そのうち元花屋の香織も加わります。三人は共通する好きなものがありました。年をとっても熱中するものがあることはいいことです。友人も大事です(本好き姉さん)

■司書のおすすめ『師弟百景“技”をつないでいく職人という生き方』
井上理津子/著 辰巳出版
中学生が様々な職業を調べる授業がありますが、その中でぜひ活用してほしい一冊です。
現代の職人世界の一端と、若き弟子たちが、伝統工芸に真摯に立ち向かう姿を垣間見ることができます。
「親方の背中を見て覚えろ」から「背中も見せるが、口で教える、理論も説いて教える」へと変わってきている現場。伝統工芸がどのように受け継がれていくのか、興味深く読むことができます。

■読書講演会開催
「子どもたちに届けたい生きる力を育む物語」
講師:宇田祥子氏(おはなしブリュッケン代表)
日時:9月23日(土)13:30~
場所:矢上交流センター研修室
内容:子どもたちになぜ物語が必要なのか。子どもが生きる力を育むために、大人は何をしないといけないのか。長年お話や本を届ける活動をしている宇田さんから、日々の活動から見えてきたことなどを紹介してもらいます。
主催:しまね子ども読書等推進の会邑智支部

■新刊案内
『物語の種』有川ひろ/著 幻冬舎
『藩邸差配役日日控』砂原浩太朗/著 文藝春秋
『墨のゆらめき』三浦しをん/著 新潮社
『黒い海船は突然、深海へ消えた』伊澤理江/著 講談社
『書籍修繕という仕事』ジェヨン/著 牧野美加/訳 原書房
『闘いの庭咲く女彼女がそこにいる理由』ジェン・スー/著 文藝春秋

パソコン、携帯電話からも検索・予約ができます。本紙掲載の二次元バーコード(QR)から携帯サイトへアクセスできます。

問合せ:
図書館本館【電話】83-1760【IP】050-5207-4500
羽須美分館【電話】88-0001【IP】050-5207-6000
石見分館【電話】95-1044【IP】050-5207-2400

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