■未来に責任木津川市に活力を
木津川市長 谷口雄一
新年明けましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、新たなお気持ちで新春をお迎えのことと存じます。
旧年中は、木津川市政の推進にご支援、ご協力を賜りましたことに心から厚くお礼申し上げます。
昨年の4月に市民の皆様の負託を受け、市政を担わせていただいてから、初めての新年を迎えました。
昨年は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上による位置づけが5類に移され、ようやくコロナ禍前の日常が戻りつつあります。
一方で、ロシアによるウクライナ侵攻や中東での紛争などにより原油価格が上昇し、物価高騰が続くなど日常生活への影響が今後も長引くことが予想されます。
そのような中、子育て世代のご家庭が安心して子育てができるよう、昨年の12月診療分から子育て支援医療費助成制度の対象を、中学校卒業までの年齢から、高校卒業までの年齢に拡充いたしました。
また、学校復帰や自立を目指す支援の拠点として、昨年11月に加茂小学校の空き教室に教育支援センター加茂分室を設置し、児童生徒一人ひとりの教育ニーズに沿った支援をするため、特別支援教育支援員を追加配置いたしました。
日本の人口は、2008年の1億2808万人をピークに減少に転じ、少子高齢化の一途をたどっています。木津川市におきましても、一昨年の8万109人から減少に転じ、今後も緩やかに減少が続くものと想定しています。
人口減少による労働力不足など、社会全体に様々な影響が及ぶことが指摘されていますが、市としても将来を見据えた健全財政を保ち、子や孫の世代に引き継ぐため、ふるさと納税に係る取組を強化し、自主財源の確保に努めています。
今後も、こどもや若者が将来に向けて希望を持ち、すべての方が住み慣れた地域で暮らせるまちづくりに向けて、全力で職務を全うしてまいります。
結びにあたりまして、本年も皆様にとって笑顔が溢れる明るい一年になりますことを心からお祈り申し上げまして、新年のご挨拶といたします。
■一人ひとりが誇れる魅力ある市を目指して
市議会議長 長岡一夫
新年明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、令和6年の新春を健やかにお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
旧年中は、木津川市議会に対しまして、深いご理解とご支援を賜り厚くお礼申し上げます。
昨年を振り返りますと、統一地方選挙が行われ、市議会の顔ぶれや議会の構成も変わりました。
このような中、議会といたしましては、市民の皆様が安心して暮らせるよう、行政と一体となり木津川市の発展と市民の暮らしに向き合い、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種をはじめ、子育て支援の拡充や物価高騰対策など様々な対策に、鋭意取り組んでいます。
また、本市の人口が昨年4月に8万人を割り、日本全体と同様に人口が減少傾向となっています。
市議会としましても、行政と共に市の魅力発信や移住定住対策に取り組むとともに、カーボンニュートラルやデジタル化、多様性の尊重など、時代の要請に的確に対応した各種施策の推進に着実に取り組み、市民の皆様一人ひとりが誇れる魅力あるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。
また引き続き、市議会における「議会のICT化」やペーパーレス化を推進するとともに、議会の見える化に向けた議会だよりやホームページを通じた情報発信と、審議の充実・活性化を図ってまいりたいと考えております。
今後も議会が持つ監視機能を十分に発揮し、様々な市政の課題解決に向けてしっかりと議論を重ねるとともに、公正で活力ある開かれた議会運営を図り、議員一人ひとりが市民の皆様の声を市政に的確に届けられるよう、誠心誠意努力してまいりますので、引き続きご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びにあたり、市民の皆様方の益々のご健勝、ご多幸を心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。
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