市内の中学生10人が友好都市サンタモニカ市で研修をおこないました。現地中学校での授業やホームステイでは温かく迎えられ、お互いの市の紹介などをして学びあいました。派遣生の今後の成長が楽しみです。
■現地でのスケジュール
ロサンゼルスへ到着後、UCLAなどに宿泊してサンタモニカ市役所や全米日系人博物館などを訪問しました。
15日 ジョンアダムスミドルスクールの授業に参加、サンタモニカ市役所を訪問
16日 全米日系人博物館見学、交流会で日本の文化を紹介
16日〜18日 ホストファミリーのお宅でホームステイを体験
19日 UCLA散策
20日 ゲッティセンター訪問、UCLAキャンパスツアー体験
▽中切琉月さん(泉川中学校3年)
ホストマザーが伝えてくれた「違う国にいたとしても、自分はどこから来たのかを大切にし、コミニティを広げ繋がりを作ることが大切」という言葉を大切にしたいです。
▽成田ひまりさん(南陽高等学校附属中学校3年)
海外の方に対して、積極的に英語で会話することが難しかったです。私は、この事業で自分の将来の選択肢が増えることも含め、将来を変える機会になったと実感しています。
▽舩野葵さん(智辯学園奈良カレッジ中等部2年)
私はホームステイが強く心に残りました。日本語が通じないアメリカという地で一緒に生活を送ったという事は本当に大きな人生の糧になったと思います。
▽堀悠さん(木津中学校1年)
私はホストファミリーと過ごして、とても充実した日々を送れたことが、英語をより好きになるきっかけになりました。自分もそのようなきっかけを作れる人になりたいです。
▽吉岡葵さん(木津南中学校2年)
私は全米日系人博物館で、戦争中に日系アメリカ人がどのような扱いを受けたのかを学ぶことができました。また、多様性への理解を深めることができました。
▽今井陽朗さん(奈良女子大学附属中等教育学校2年)
ホストファミリーと1日中英語で話すことは、はじめはもちろん心配だったけれど、優しく接してくれたので楽しく過ごすことができ、自分の自信にもつながりました。
※「今井陽朗」さんの「今」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。
▽加藤萠文音さん(立命館宇治中学校2年)
一番印象に残っていることは、ホームステイです。自分が成長できるチャンスなので、来年参加する人たちは自分を成長させられるように頑張ってください。
▽河瀬航生さん(木津南中学校3年)
アメリカの人との交流が自分が成長できるきっかけになったと思います。普段は話さないことでも、自分から行動し話せたことで自信を持つことができ、成長できたと思います。
※「河瀬航生」さんの「瀬」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。
▽北口諒剛さん(木津南中学校2年)
ホストファミリーのサポートもあり、少し抵抗があった目を見て話すことを克服できたのが、ものすごく嬉しかったです。
▽田畑有誠さん(山城中学校2年)
1日目のプレイハウスで自分のレベルを知りすごく考えさせられました。そのため、次の日からは頑張ろうという気持ちで過ごすことができました。貴重な体験でした。
■中学生海外派遣事業帰国報告会
日時:10月27日(日)午前10時~
場所:東部交流会館「多目的ホール」
内容:帰国報告(派遣団長)、海外派遣体験報告(各派遣生徒)、派遣記録ビデオ放映
問合せ:市国際交流協会(社会教育課内)
【電話】75-1233
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