市内にある南陽高等学校の2年生が「総合的な探究の時間」として「地域探究」をテーマに木津川市の活性化に繋がるイベントを企画しています。
“主体的に物事に取り組む生徒を応援したい”という学校の方針から、地域探究の授業では、イベントの企画から、団体への協力依頼やPR活動など、すべて生徒がおこない、高校生ならではの視点を活かして、地域を盛り上げようとしてくれています。
また、生徒が中心となっておこなう授業の中では、生徒自身が考えた部署が作られ、それぞれの部署ごとがイベントに向けて活動をおこなっています。
「何をしたら地域が盛り上がるだろう」
「みんなに楽しんでもらうために何をしよう」
「イベントには何人来てくれるかな」
それぞれの部署で抱える悩みも違います。しかし、「木津川市を盛り上げたい!」その想いはみんな同じです。その様子はまるで、まちを盛り上げるために頑張る小さな市役所です。
今回はそんな地域を盛り上げるため活動する高校生に、イベント企画への想いや活動の様子、まちの好きなところなどを伺いました。
■部署の紹介
イベント開催に向けて、それぞれの仕事を割り振った部署をつくり、各部で準備を進めています!
管理部:全体の管理をしています。各部へ進捗状況の確認や指示出し、部同士や先生とのつなぎ役をしています。
PR部:オープンスクールにきた中学生への説明や、SNSなどでイベントの周知をおこなっています。
交渉部:協力していただける企業などへの交渉や連絡をおこなっています。
製作部:ポスターやステージの装飾、チラシの作成などをおこなっています。
企画部:イベントや出しものがどうしたら盛り上がるかなどを考えています。
総務部:イベントに協力いただく団体への連絡や細かいスケジュールの管理などをしています。
▽授業を担当している新美先生
生徒たちが自ら動き、学校の先生以外の大人と接することを通して、社会を学べるのはとても良い機会だと思います。
また、主体的に責任を持って取り組むことで、いろんな学びを深めてもらえたらと思います。
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