■「世界を知って新たな自分に出会いたい」
JICA海外協力隊 駒智佳子(こまちかこ)さん
木津川市在住。昔から日本の漢字やクイズが好きで、国際的な仕事をしたいという思いから、国内にある日本語学校で非常勤講師として働き、留学生などに日本語を教えていた。
約8年間勤務した後、JICA海外協力隊の派遣に応募し、今年から2年間、東南アジアにあるラオスの大学で日本語教育の職種で派遣される。
▽JICA海外協力隊に応募したきっかけを教えてください。
日本語を生徒に教えるなかで、自分自身も海外の言葉や文化に触れ、経験を積んでから生徒と話がしたいという思いが強くありました。
JICA海外協力隊では、20歳〜69歳の幅広い年齢層の方が応募でき、180以上の職種から自分のやってみたいことが選べます。その中で自分の能力が生かせるものを見つけたので、挑戦をしてスキルアップしたいと思いました。
▽なぜラオスを選んだのですか?
自分の知らない国に行ってみたいと思い、ラオスを選びました。ラオスも歴史がある国で、世界遺産などもあり、木津川市の文化財やお寺、仏像などと通じるものがあります。そのことをラオスの方々にも知っていただき、日本や木津川市にも興味を持ってもらえたら嬉しいです。
▽これからやりたいことや、現地で伝えていきたいことはありますか?
ラオスでは日本語を教える人が少ないと聞いています。生徒に日本語を教えるのはもちろんですが、現地の教師の方々にも日本語や日本の良さを伝えていきたいです。
また、自分自身としては、現地に行ってカルチャーショックを受けたいと思っています。協力隊の経験を通して、自分がどのように感じ、どうなっていくのかが楽しみです。
皆さんも、何かを変えてみたい、やってみたいと思う気持ちがあれば、是非いろんなことにチャレンジしてみてほしいと思います。
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