■災害に便乗した悪質商法に注意
災害が起こると、気持ちに付け込む悪質商法と疑われる相談が寄せられます。事例とアドバイスを紹介します。
▽工事、建築
認知症の父の家に工事業者が日に3~4回訪問し、不要な屋根修理を勧められ契約をし、仕方なく支払った。修理してもらったが、さらにひどくなり納得できない。
◎アドバイス
契約を迫られてもその場では決めず、複数社から見積もりを取り、比較検討をする。契約後でもクーリング・オフできる場合がある。
▽保険金を口実にした勧誘
先日の台風で雨どいや外壁がこわれた。突然「火災保険で修理できる」という業者が来訪し、保険請求手続きの代行と住宅修理を依頼したがやめたい。
◎アドバイス
「保険金を使って自己負担なく住宅修理ができる」と勧誘されてもすぐに契約せず、加入先の保険会社などに相談する。
▽寄附金、義援金
・ボランティアだと名乗り募金を求める電話があった。
・市役所の者と名乗って自宅に来訪し義援金を求められた。
◎アドバイス
公的機関が義援金を求めることはありません。寄附をする際は募っている団体などの活動状況や使途をよく確認する。
わからない場合やトラブルで困った場合は消費生活センターなどに相談しましょう。
場所:相楽会館1階(木津上戸15)
相談日:月~金曜日(祝日・休日、年末年始を除く)
相談時間:午前9時~正午、午後1時~4時
その他:相談は無料です。
問合せ:相楽消費生活センター
【電話】72-9955(ナニ?キューキューGOGO!)
※「消費者ホットライン」【電話】188(いやや!)番も利用ください。
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