■「原動力は、楽しい!好き!」
折り目紙作家 U-ran(うーらん)さん
木津川市在住の小学6年生。今にも動き出しそうな動物や、遊べるおもちゃ、自分の体よりも大きい作品など、何でも折り紙で作ってしまう姿は、立派なアート作家のひとりである。
瓶原地域でおこなわれるアートイベント「みかのはら~と」に2度出展し、その後も京都市のギャラリーで個展を開くなど活動は幅広い。
▽折り紙で作品を作るようになったきっかけは何ですか?
小学2年生の時、友達が折り紙の手裏剣をくれて、自分でも折ってみたらすごく楽しかったのが始まりです。そこから折り紙の楽しさに気づき、小学3年生の誕生日プレゼントで9メートル四方の折り紙をもらって、1人で大きな鶴を折りました。最近は、和紙を使った作品も作っています。
▽作っていて楽しいと思うときはどんな時ですか?
動きが出るような、ねじる作品などは難しいですが、だんだん平面から立体になるところが好きで、いろんな折り技の中でも難しい技ができて完成した時は、とても嬉しいです。
作品の中には、折るだけでなく固くするなど、用途に合わせて、自分で考えてティッシュを入れたり、のり付けしたりもしています。
和紙などで折り目を作って出来上がった作品は、いろいろな物に置いてみると、それぞれの物に沿って形が変わるので、見え方が変わりおもしろいです。
▽これからやってみたいことはありますか?
今はルービックキューブにはまっています。でも、折り紙はほとんど毎日折っているので、これからも続けていきたいです。声をかけてもらえたら、また個展もしてみたいなと思います。
今年のみかのはら~とには、また作品を出展するので、ぜひ皆さん楽しみに来てもらえたら嬉しいです。
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