今月号の特集は「ある日、森の中クマさんに出遭ったら」。記事を書きながら、小さい頃、家の近くを自転車で走っていたときに、木陰で子熊とばったり遭遇したことを思い出しました。子熊とは言いつつも恐怖に震え、放心状態のまま家に帰ったのを覚えていますが、当時も正しい対策を知っていればもう少し落ち着いて行動できていたのかなと思います。童謡のクマさんは優しいイメージですが、現実のクマさんは鋭い爪を持ち、時速50kmで走ります。意外と身近に暮らしているクマさんと出遭わないように、そして出遭ってしまったときも、落ち着いて正しい対処ができるように、いま一度、個人や地域でできることを確認しておきましょう。(小谷)
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