中学生のとき、家族に内緒で二条まで映画を見に行ったことがあります。福知山駅を出発し、友だちと二人だけの列車旅という非日常にドキドキとワクワクを味わい、いざ、映画鑑賞。ただ、その映画が案外長くて、早く帰らないと家族に怒られると思い、復路は特急に乗車。中学生にとって特急代金は決して安くはなかったため、映画代と合わせて財布の中は空っぽに。かなり痛い出費をした二人でしたが、それも今ではよい思い出です。
さて、福知山駅は今月で120周年を迎えるとのこと。特集を編集するにあたり、SL保存会のみなさんから駅にまつわるエピソードをたくさん教えてもらいました。みなさんも福知山駅での思い出はありますか?また駅に行ったときには、「これからもよろしくね、ありがとうね」と心の中で。(芦田)
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