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自治体の皆さまへ

新文化ホールが未来をひらく 一人ひとりの想いを乗せて 文化芸術の舞台を創る(2)

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京都府福知山市

■新たな文化の拠点創出へ
みなさんと歩んできたここまでの道のり

◆市民生活を豊かに夢や希望を叶える施設へ
市では、平成28年(2016)の厚生会館改修計画見直し以降、検討委員会や市民ワークショップ、意見募集を通じて、多くの市民のみなさんの協力を受けながら、新文化ホールの建設にかかる検討を進めてきました。
新文化ホールがめざすのは、市民生活を一層豊かにするための、あらゆる文化振興を推進する拠点。多様な舞台芸術に触れる機会や文化活動の機会を充実させることで、次世代を担う子どもたちをはじめとする市民の夢や希望が実現できる施設とします。

◆みなさんと共に創り上げる参加型施設・新文化ホール
令和4年(2022)に策定した基本構想や翌年に策定した基本計画では、ホール機能だけでなく、練習室や展示スペースといった創造活動機能の整備を示しています。また、キッズスペース、飲食スペースなどの交流機能や防災対応機能も備えた施設とします。
多様な舞台芸術を鑑賞するだけではなく、市民一人ひとりが舞台や創造活動に参画できる参加型施設をめざす新文化ホール。
子どもや孫たちの世代までがずっと長く使うものだからこそ、今後もみなさんの声を聴きながら、みなさんと一緒に創っていきます。多くの人に長く愛される新文化ホールを創るため、ぜひ、あなたの思いを聴かせてください。

○検討委員会での意見より一部を抜粋
・現状の公共施設の課題から求められる具体的な用途を考え、市民目線で納得できるものを!
・文化的交流が生まれることで人々の生活はどう変わるか、想像しながら考えよう!
・市民交流プラザは練習場としての利用が多いけれど、人気で予約がとれない…
・鑑賞以外にも、芸術に能動的に触れる機会をつくることが大事!

■CHECK!! 新文化ホールに関するシンポジウムに参加しませんか?
現在、新文化ホールに関するシンポジウムの開催を企画しています。他地域における文化ホールの先行事例などを聴き、本市の新文化ホールでどんなことをしたいか、どんな施設をめざしたいかをワークショップ形式で考えます。
シンポジウムの詳細は、決まり次第、市ホームページでお知らせします。

問合せ:文化・スポーツ振興課
【電話】24-7033・【FAX】23-6537

(1)2016~2019 市民意識調査
厚生会館改修計画の見直し・文化振興基本方針策定
改修費用が予定を大幅に超過することが判明。
文化ホールの新たな建設も含め、あり方を検討することに。

(2)2022.7~2023.7 市民ワークショップを開催・市民公募委員の参加
新文化ホール整備基本構想・基本計画検討委員会(計10回)
有識者や関係団体などが、文化芸術の社会的トレンドや市民から集まった意見などをもとに、建設場所や機能、設備などの検討を進めた。

◆市内6か所の候補地から厚生会館用地を建設予定地に!
建設予定地の選定にあたり、市民交流プラザや駅周辺、三段池公園周辺など市有地6か所の比較検討を行いました。(1)利便性が高く日常的に立ち寄りやすいこと、(2)周辺施設との連携やまちなか回遊が容易であること、(3)御霊公園に隣接し歴史的にも文化の中心エリアであることや、これまで進めてきた中心市街地活性化・広小路通整備などのまちづくりとの整合性、市民のみなさんからのパブリックコメントなどを踏まえ、厚生会館用地を予定地としました。

○検討委員会での議論の様子を一部ご紹介!
・水害のリスクがある場所は避けるという考え方と、近隣住民の一時的な避難所として必要という考え方がある。
・駅前であれば学生が利用している図書館とも近く、広い範囲からの来場者も期待できる。
・駅前は利便性が高いが、来場後すぐに帰ってしまう。交流やにぎわいの面で考えると、目的以外にどう使ってもらえるか、まちとしての意味合いが重要。

◆本格的な舞台芸術に対応!
演技者の表情が分かり、客席と一体となる空間に
地域の文化的魅力を築き発信する拠点としてのあり方を検討するにあたり、新文化ホールが、多様な舞台芸術を体験できるだけでなく、誰もが“ともに表現できる”場となることを大切に、議論を重ねてきました。多様な舞台芸術に対応できる機能や、楽器の生音の響きを活かすことができる優れた音響性能を備えるほか、演技者の表情が分かり、舞台と客席の一体感が得られる空間とするため、600席以上の客席を計画しています。

○検討委員会での議論の様子を一部ご紹介!
・1000席も含めて検討すべきではないか。大は小を兼ねるというが。
・老朽化のリスクや市の人口を長期的にみると、現実的に1000人規模のホールを稼働していけるのか。
・若い人が公演を見て、自分も加わりたいと思ってもらえるかが大切。
中規模のホールと練習室などの創造活動機能を充足させることが必要。

(3)2022.12・2023.7 市民説明会を開催・パブリックコメントを実施
新文化ホール基本構想・基本計画を策定
検討委員会やワークショップでの検討内容をもとに、基本理念や整備方針、実現のために必要なものをハード・ソフトの両面から定めた。

(4)これから 事業運営計画策定
市民が主体となった様々な文化芸術活動が展開されるよう、効果性や効率性、安全性などに配慮しながら、市民と協働する運営・管理の仕組みを検討する。

問合せ:文化・スポーツ振興課
【電話】24-7033【FAX】23-6537

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