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うたにして 詠んでみようか 福知山

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京都府福知山市

新年、何か新しいことを始めたいという人もいると思います。今月号では、福知山の句碑スポットを通して俳句の魅力をお伝えします。あなたも一句、詠んでみませんか。

■千原(ちはら)ジュニアさんの句碑がふるさと福知山に誕生!
本市出身で福知山ドッコイセ大使の千原ジュニアさんがテレビ番組『プレバト‼』で詠んだ俳句「故郷(ふるさと)の苜蓿(もくしゅく)の香(か)は濃かりけり」が石碑となり、ゆらのガーデンに建立されました。
昨年の4月、同番組でジュニアさんがふるさとをお題に句を詠み、俳人の夏井(なつい)いつきさんが「福知山に句碑を建ててもらいたい」と絶賛。番組を見た株式会社中垣石材が本市へ句碑の無償提供を提案し、実現しました。
ジュニアさんは「東京でも苜蓿(クローバー)は見ますが、やっぱり故郷は緑の香りが濃いような気がする、という思いを詠みました。立派な福知山城が見える絶景に建てていただいて、誇りに思います」と話しました。

■短い言葉に人間らしさを詠む人たち
俳句、短歌、川柳を楽しむ市民の人たちに、それぞれの魅力を聞きました。

○短歌、川柳の魅力
川柳は、五七五で日常をユーモア・風刺で切り取る親しみやすい短詩です。短歌は平安時代より詠まれており、五七五七七で感情を豊かに表現する伝統的な詩です。コロナ禍からSNSで句会をするのが流行っていて、共鳴する友だちづくりの場にもなっています。俳句、短歌、川柳で、日常生活を自分で表現してみませんか?
木戸利枝(きどとしえ)さん

○俳句の楽しみ方
俳句は、リズムと季語を楽しむことから始めましょう。五七五の17音で詠み手が出会った情景や心情に思いを馳せてみてください。自分で俳句を作ってみたい人は、まずは、自然に触れること。同じ場所を散歩していても、日々景色は移ろいます。
感じたことを句帳に書き留め、歩いてみてはいかがですか。
水巻令子(みずまきれいこ)さん

■探してみよう 文学のしるべ
公益社団法人福知山文化協会は、昭和50年から令和6年まで、市内在住・在学・在勤の人から短歌、俳句、川柳を募集してきました。その中から作品を選び、木製の碑板に記し「文学のしるべ」として福知山城や観音寺など14か所の景勝地に設置しています。昨年9月には御霊公園に3基を設置しました。各地に建てられた碑板を訪ねながら、美しい自然や細やかな情緒に触れてみませんか。
※詳しくは本紙をご覧ください。

■千原ジュニアさんのふるさと福知山俳句旅キャンペーン
3/31まで
ジュニアさんの句碑建立を記念して、句碑や周辺施設で「巡って応募」「撮って応募」できるキャンペーンを開催。
抽選で「千原ジュニアさん×福知山グッズ」をプレゼント!

■大江出身の歌人・真下飛泉(ましもひせん)
文学に傾倒し、明治時代に小説・詩歌を発表した真下飛泉。大江支所には、戦時中に全国を風靡した飛泉の代表作「戦友」の石碑があります。

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