新年、明けましておめでとうございます。1月号の表紙は、「漆」。12月、雪が降った日に「やくの木と漆の館」で撮影しました。どろりと垂れ落ちる漆を暗所で撮るのは容易でないため、今回は先輩のサポートを受けながら2人で撮影に臨みました。写真を一から教えていただいた先輩からカメラを任され緊張しましたが、艶やかな漆に心奪われ気が付けば撮影に夢中に。漆は気温が低いと粘性が増すため、冬は落ちる速度もゆっくりになるそうです。この日は冷え込みが特に厳しく、漆が一層ゆっくり落ちてきたので、雰囲気のある1枚が撮れて安堵しました。「やくの木と漆の館」では、漆器の展示のほか、蒔絵や金継ぎ教室も実施されています。皆さんも訪れてみてはいかがでしょうか。さて、1月号は、図書館、俳句にマラソンと盛りだくさん。新コーナーがはじまる本紙p27、p28もご覧ください。今年も広報ふくちやまをよろしくお願いします。(芦田)
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