文字サイズ
自治体の皆さまへ

令和7年 新年のご挨拶

2/49

京都府福知山市

■ひとり一人が大切にされる 幸せを生きるまちへ
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は元日に能登半島地震が発生、南海トラフ地震臨時情報も発出されました。また、全国各地で水害も続きました。改めて、お亡くなりになられました方々のご冥福をお祈りいたしますとともに被災をされましたすべての皆さまに心からお見舞いを申し上げます。本市では、地震、気候変動による災害の頻発化を踏まえ、大規模災害対応力強化検討会を立ち上げ市民の皆さまの安心・安全を最優先に基礎自治体として大規模災害への対策・対応の検討を進めています。一方で、社会経済活動は活発化し、本市では長田野工業団地の従業員数と工業出荷額は過去最高を塗り替え、訪れる観光客なども増加傾向となりました。そのような中、国内はインバウンドの拡大で活況ですが、本年の大阪・関西万博を好機とし本市にもインバウンドを取り込みさらなる地域経済の活性化を図りたいと考えています。
ところで、今年は戦後80年の節目の年となります。今、世界各地で戦争や紛争が起き、その凄惨な状況が日々報じられています。この80年間、私たちの国は平和でしたが、それは310万人ともされる戦没者の皆さま、そのご家族さまのご労苦、多くの皆さまのご努力のうえにあることを胸に刻まなければならないと思っています。そして、本市は、令和元年から高齢者福祉・障がい者福祉・児童福祉をオレンジ色をシンボルカラーとして一体的に取り組むオレンジのまちづくりを進めています。また、まち全体で子どもを産み、育てたくなるまちとなれるよう、ベビーファースト宣言をするための協議をいただいているところです。赤ちゃんから高齢者の皆さままで本市に暮らすすべての人、ひとり1人が大切にされるまちづくりに取り組んでまいります。
人口減少・人口構造の変化、高騰が続く物価、非常に厳しい地方財政など大変な状況ですが、市民の皆さまと情報共有を行いながら強い決意を持って市政を推進してまいりますのでどうか皆さまのご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。
結びに、市民の皆さまにとって、今年一年が幸せを生きる年となりますことを心からお祈り申し上げます。

福知山市長 大橋一夫

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU