シリーズ人権を考える(19):人権週間

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このコーナーでは、シリーズで人権に関する情報をお知らせします。

■12月4〜10日は人権週間
12月10日は、世界各国で「人権」について考える「人権デー」です。1948(昭和23)年12月10日、国連総会で採択された「世界人権宣言」を記念し、1950(昭和25)年に制定されました。
日本では世界人権宣言採択の翌年の1949(昭和24)年に、12月4〜10日の一週間を「人権週間」と定めて以降、毎年全国で啓発活動が展開されています。

■一人ひとりの違いを認めよう
「人権」とは、一人ひとりが生まれた時から持っている「自分らしく生きる」権利のこと。みんながみんな違うように、同じ人は誰もいません。
一人ひとりの違いを認めたり、自分や相手の良いところを見つけたりして、それぞれが大切な存在であることを再確認する一週間にしましょう。

■何事も初めから決めつけない
日々の生活で、無意識のうちに「偏見」で物事を見ていませんか。人は何かを判断するときに過去の経験などから自分のものさし(判断基準)を使いますが、その基準が間違っていることもあります。
「男のくせに…」「血液型は○○型だから…」などの考え方も思い込みや偏見につながります。
初めから何かを決めつけるのではなく、一人ひとりが持つ「個性」=「その人自身」を見つけて、認めることが大切です。