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自治体の皆さまへ

〝もしも〞のために出水期に備えを

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京都府綾部市

6月から10月は、集中豪雨や台風などで川が増水しやすい出水期です。河川の氾濫や低い土地での浸水、土砂災害等が発生する確率が高くなります。いつ起こるか分からない災害に備え、避難方法、家庭での備蓄、災害時の情報収集などを改めて確認しましょう。

▽ハザードマップの確認を
災害から身を守るためには、地域の災害リスクを知ることが大切です。浸水や土砂災害が発生する恐れのある場所は、あらかじめハザードマップで確認してください。マップには、洪水が起こったときの浸水の深さも示しています。平時から危険な場所を把握するとともに、注意すべき災害の種類を知っておくことが大切です。
また、マップには避難所を掲載しています。災害の危険性があるとき、どのタイミングでどこに逃げるかを考えておきましょう。ハザードマップは全戸配布しているほか、市ホームページや防災・危機管理課でも確認できます。

▽避難所の開設を迅速化
市は、避難情報の警戒レベル3「高齢者等避難」発令時に、市内29カ所の避難所を開設します。このうち、各地区の公民館と保健福祉センターを合わせた13の施設は本年度から、大雨警報等が発表され避難所の開設が必要と判断した場合、警戒レベル3を待たず避難者の受け入れを実施。市の職員が現場に到着するまでの間、指定管理者(施設の管理者)が避難者を受け入れます。なお、指定管理者による受け入れは、平日の公民館等開館時間に限ります。
また、警戒レベル4は「全員避難」です。危険な場所にいる人は、直ちに避難してください。避難情報が発令されていなくても、危険を感じるときは、自らの判断で早めに避難してください。

▽情報入手手段は複数確保しよう
災害の危険があるときや災害発生時には、正しい情報を入手することが安全の確保につながります。市は防災行政無線『FMいかる(防災ラジオ)』『あやべーる』『地域メルマガ』『緊急速報メール(エリアメール)』『市ホームページ』『フェイスブック『LINE』『ライフビジョン』『Yahoo!防災アプリ』―などで、避難情報等をお知らせしています。これらは状況によって、利用できなくなる場合があるかもしれません。情報入手手段は、複数確保しておきましょう。

■防災トピックス
令和5年度 市自主防災組織等 ネットワーク会議研修会
同会は5月10日、里町の中央公民館で研修会を開催。高津町自治会長の朝倉正道さんが、コミュニティタイムラインの作成について報告しました。また、京都大学防災研究所教授の矢守克也さんによる講演では、過去の災害での事例を交えて、避難時の判断基準をあらかじめ決めておく「避難スイッチ」を学びました。

■非常持ち出し品
いつでも持ち出せるように、普段から準備しておきましょう。
▽食料品
飲料水、乾パン、クラッカー、レトルト食品、缶詰、離乳食など
▽医薬品
救急医薬品、常備薬、マスク、介護用品、生理用品など
▽貴重品
現金、預金通帳、印鑑、健康保険証、身分証明書、マイナンバーカードなど
▽衣類
下着、タオル、寝袋など
▽日用品
懐中電灯、ラジオ、電池、ティッシュ、歯ブラシ、筆記用具など
▽その他
体温計、雨具、軍手、靴など

■警戒レベル3発令時に開設する避難所一覧
下記以外にも、自治会が開設する自主避難所があります。場所や開設のタイミングは自治会に確認してください。

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