■AED使用への不安解消へ
市消防本部は、「あやべAEDマップ」に掲載された119の施設に、プライバシーを保護するための三角巾と使用方法を記載したリーフレットを配布。11月22日には、塩見幸作消防長があやテラス(青野町)を訪問し、施設管理者に手渡しました。
全国的にAEDを使用した救命事例が増える一方で、傷病者へのプライバシー配慮から使用をためらってしまったという例もあります。今回の取り組みにより、その不安を解消し、今後より多くの人が不安なくAEDを使用できるよう環境を整えます。
■冬を彩るイルミネーション
11月23日から12月25日まで、青野町のあやべグンゼスクエアで「綾部夢(ドリム)ライト2024」(同実行委員会主催)を開催。初日には、点灯式とオープニングイベントが行われ、多くの来園者でにぎわいました。訪れた子どもたちは「シェフになりたい」「プレゼントがいっぱいもらえますように」など、願い事を書いた飾りを会場のクリスマスツリーに飾り付け。先着100人に、綾部高等学校由良川キャンパスの生徒からクッキーが贈られました。また、ミニコンサートも行われ、観客は巧みな演奏に魅了されました。
■寒空の下、健脚競う
市と市小学校体育連盟などは11月24日、上杉町の市総合運動公園を発着点に第40回綾部市民駅伝競走大会・第34回綾部市小学生駅伝競走大会を開催。89チーム423人が、健脚を競い合いました。
また今年は、第40回大会を記念し、会場にキッチンカーが出店。出場選手らをもてなしました。
■TOYOSATOフェスティバルを初開催
豊里地区自治会連合会(髙倉正明会長)は11月17日、栗町の豊里コミュニティセンターで「TOYOSATOフェスティバル」を初めて開催しました。髙倉会長は開会式で「これまで、地域の人たちを孤独にさせない地域活動を行ってきました。この新しい取り組みが、若い世代から高齢世代まで幅広いつながりを得る機会になることを願っています」とあいさつ。太鼓演奏や豊里中学校生徒有志による合唱がオープニングを盛り上げました。会場では、高さ3メートルの段ボール作品の展示やフリーマーケット、地域の中学生による缶バッジづくりのワークショップ、府立農業大学校の新鮮野菜の販売など多彩な催しを実施。また、同時開催の豊里地区文化祭には、園児や児童、生徒の絵画などのほか、地域住民の力作が展示され、訪れた人は熱心に見入っていました。
■綾部で暮らす外国人と交流
綾部国際交流協会(相根稔代表)は11月23日、鍛治屋町の里山交流研修センターで在住外国人との交流会を催しました。フィリピンやベトナム、アメリカ出身者などのほか、日本人の親子連れや同協会会員ら約70人が参加。餅つきやおにぎり作り、抹茶のたて方などの日本文化を通じて交流を深めました。
■多様な障害とコミュニケーションの在り方を学ぶ
市は11月24日、青野町のものづくり交流館で「重症心身障害児者とコミュニケーションを学ぶ講演会」を開きました。府立与謝の海支援学校の篠原勇教諭が「重い障害のある子どもたちの環境設定と可能性」と題して講演。ブランコやボウリングなど、多くの人が子どものころに経験していることを重度障害の子どもたちも経験できるよう、環境を整えることの大切さを訴えました。
■計画策定に向け綾高生と意見交換
市は、第6次綾部市総合計画後期基本計画およびこども計画の策定に当たり、11月28日に岡町の府立綾部高等学校四尾山キャンパスで、意見交換会を開催しました。交換会には、同校の2年生62人のほか、包括連携協定を締結している福知山公立大学の学生や市市民憲章推進協議会の会員が参加。次代を担う高校生が将来の夢や希望などについて、活発に意見を交わしました。参加者の貴重な意見を参考に、計画の策定を進めます。
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