[がんばってます!水源の里]水源の里・金河内

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私たちの心のふるさと、あやべ水源の里。その活動を順に紹介しながら、集落の元気のヒミツや日々を楽しく暮らすコツを探ります。

■水源の里・金河内
出身者との交流を続け伝統を守る
金河内は平成26年、地域の秋祭りの存続や都市部で暮らす出身者との交流を目的に水源の里の指定を受けました。
特徴的な取り組みは、秋に阿須々岐神社で行われる「太刀振り」「狂言」などの奉納芸の継承。人口減少や高齢化により12年間実施できなかった奉納芸を、子育て世代の移住などをきっかけに復活させました。子どもたちが演じる狂言に感動し、涙を流す参列者もいます。
このほか、交流事業として夏の川遊びやスイカ割り/秋の芋煮会/1月のそば打ち体験やどんど焼き―などを開催し、出身者と地域住民をつないでいます。
設立当時から代表を続ける梅原勉さんは活動を振り返り「人は減っている。それでも昨年1世帯移住されてきたのが良いニュース。何とか若い世代と協力して交流事業を中心に活動を継続させたい」と意気込みを語りました。