〜お互いを理解することが大切〜
■在住外国人は増加傾向
近年、綾部市内で外国人を見掛ける機会が多くなっています。市内の在住外国人は、平成30年に426人でしたが、令和5年には710人と急増=グラフ参照。市民100人に2人以上が外国人ということになります。在留資格別では、技能実習や特定技能など主に産業分野等での従事を目的とする受け入れが増えています。
■多文化共生の意識を高めよう
全国的に在住・在留する外国人が増える中、外国籍などを理由に職場で不利益な扱いを受ける/アパートへの入居等を拒否される/特定の民族や国籍の人々を排斥する趣旨の言動(ヘイトスピーチ)―などが懸念されています。
多文化共生とは、民族や国籍などの異なる人々が、ともに尊重し合い、共存する考え方。この実現には、一人ひとりが大事な存在であるという意識を持ち、互いの違いや多様性を認め合うことがとても大切です。交流の場に積極的に参加するなど、他の文化と触れ合い理解を深めましょう。私たちの行動が多文化共生の実現につながります。
(参考)
~世界人権宣言第2条~
すべて人は、人種、皮膚の色、性、言語、宗教、政治上その他の意見、国民的若しくは社会的出身、財産、門地その他の地位又はこれに類するいかなる事由による差別をも受けることなく、この宣言に掲げるすべての権利と自由とを享有することができる。
▽市内在住外国人の状況
▽在留資格別の状況
技能実習234人(33%)、特定技能149人(21%)、留学76人(11%)、永住者71人(10%)、技術・人文知識・国際業務57人(8%)、特別永住者50人(7%)、家族滞在21人(3%)、その他52人(7%)
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