過疎化や核家族化が進み、高齢者や障害者だけの家庭では日常のごみ出しが困難になってきています。市はこの問題に対する解決策の一つとして、7月1日から「高齢者等ごみ出し支援戸別収集事業」を開始します。(記事ID4470)
◇利用料は月額550円
同事業は、収集時間の午前7〜8時にごみを集積所まで運ぶことが困難な高齢者や障害のある人の自宅に収集事業者が出向き、戸別にごみを回収するもの。対象は、市内在住で(1)自力で集積所へごみを出すことができない(2)家族らによるごみ出しの支援が受けられない(3)介護保険や障害福祉サービスのホームヘルプサービス等を利用している―の3つの要件を全て満たす人です。
収集するのは、燃やして処理するごみ、燃やさないで処理するごみ、ペットボトルなどの資源物、乾電池などの有害ごみ。粗大ごみや家電4品目、衣類は除きます。1回の収集で3袋まで出すことができ、利用料は税込み月550円です。
◇申請は5月16日から
同事業を利用するには、市へ申請が必要。市で審査を行い、利用の可否を通知します。申請書は環境保全課(クリーンセンター)/地域包括支援課/高齢者支援課/障害者支援課―で配布するほか、市のホームページからダウンロードもできます。申請受け付けは5月16日に各課窓口で開始。詳しくは、環境保全課【電話】42-1489へ。
■ごみの出し方
◆利用者が実施
・ふた付きのポリ容器を用意し、市が配布する専用のシールを貼って玄関前などに設置
・ごみを分別してごみ袋を収集日の午前8時までにポリ容器の中へ入れる
↓
◆市の委託事業者が回収
・収集日に市が委託する事業者が回収
◇燃やして処理するごみ(週1回)
月・木コースの地域は木曜日
火・金コースの地域は金曜日
◇燃やさないで処理するごみ(年2回)
4、10月の地域の収集日
◇資源物と有害ごみ(月1回)
地域の収集日
ごみは「守ろうごみマナー」のとおりに分別してください
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