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持続可能なまちづくり 都市計画マスタープラン改定

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京都府綾部市

市はこのほど、都市計画マスタープラン(以下、プラン)を改定。第6次総合計画に定める「一人ひとりの幸せをみんなで紡いで実現できるまち…綾部」の実現を目指し、持続可能なまちづくりを推進します。計画期間は令和6年度から15年度までの10年間。詳しくは、市ホームページ(記事ID1902)をご覧ください。

■地区と市街地を結ぶ
「都市計画マスタープラン」は、市町村の都市計画に関する基本的な方針のことです。市民に最も身近な自治体である市町村が、市民の意見を聞きながら、まちづくりのビジョンを具体的に提示。地域ごとの整備や開発、保全に関する課題と方針を細かく定めています。市ではこれまで、中心市街地と各地区の「小さな拠点」をブドウの一粒に見立て、粒が集まり房を形成する「地域クラスター戦略」によるまちづくりを進めてきました。改定後のプランでは、同戦略を基本としながら、魅力的な市街地の形成を推進。各地区の拠点と市街地を結ぶ〝コンパクトアンドネットワーク〞のまちづくりを進めます。

■計画のポイントは5つ
プランのポイントは/物流拠点の整備/宅地の開発/京都フードテック基本構想の推進/綾部環状道路整備の促進/市街地の整備―の5つ。今後、これらの取り組みにより、計画的な土地利用を進めます。
◇物流拠点の整備
綾部インターチェンジ、綾部安国寺インターチェンジ周辺を、工業・物流の拠点に設定。産業創出エリアとして、企業誘致を推進します。
◇宅地の開発
JR綾部駅やJR高津駅の周辺は駅、病院に近く、幹線道路沿いで宅地としての条件が良い区域。農地の確保を図りながら、民間との連携も視野に入れ、宅地化を計画的に進めます。
◇京都フードテック基本構想の推進
フードテックとは、食に関する最先端技術のこと。食糧危機や担い手不足への対応、環境保護などの観点から注目を集めています。
プランでは、京都府の同構想に基づき、農業大学校周辺のエリアを一次産業研究開発・人材育成拠点に位置付け。府と連携し、拠点整備など機能の充実を図ります。
◇綾部環状道路整備の促進
四尾山南部地域のまちづくりのため、綾部環状道路の整備を促進。宅地や防災機能の充実を図るほか、豊かな自然環境を生かし、市の魅力を高めます。
◇市街地の整備
市街地は、道路が狭く、住宅が密集する地域が存在。まちなかの居住環境の改善を行い、安全・安心なまちの形成に努めます。

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