市が平成26年に整備し、市街地観光の中核を担ってきた「あやべグンゼスクエア」(青野町)。市内外の多くの人に親しまれ、5月24日にオープン10周年を迎えました。
■多彩なイベントで集客
同スクエアは/養蚕業の歴史などを紹介する「グンゼ博物苑」/市民手作りの「綾部バラ園」/特産品や農産物の販売、観光情報などを提供する「あやべ特産館」―の3つの施設で構成。大型バスが停車できる駐車場も備えています。
オープンして以降、あやべ特産館の豊富な品ぞろえや、春と秋のバラまつりをはじめとする多彩なイベントを通し、多くの観光客らを集めてきました。昨年度は市内外から延べ20万人超が訪れ、年間来園者数の過去最多を更新。市民の交流の場や、市の一大観光スポットとして定着しています。
■来館者150万人を突破
あやべ特産館オープン10周年を迎えた5月24日に、来館者数が150万人を突破し記念セレモニーが行われました。節目の来館者となったのは、長岡京市から訪れた宮澤保之さんと妻の千惠子さん。保之さんは「150万人目となり光栄に思う。これまでに3~4回来ている。バラが素晴らしい場所で、維持管理されている方々の苦労に敬服する」と話しました。
■あやべグンゼスクエアの歩み
平成26年5月:あやべグンゼスクエアとして敷地内の他の施設と一体的に運営開始
平成28年5月:グンゼ創業者、波多野鶴吉の社宅の一部を敷地内に移築し「道光庵」として開放
平成28年11月:グンゼ博物苑リニューアル
平成29年8月:あやべ特産館来館者50万人達成
令和2年3月:綾部バラ園10周年記念事業として、バラのアーチなどが新設される
令和3年7月:あやべ特産館来館者100万人達成
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