■自分ごととして考えよう
◇人権セミナーに参加を
府と京都人権啓発推進会議は、毎年8月を「人権強調月間」と定め、啓発事業を行っています。人権とは、人が人らしく生きていくために、生まれながらに持っている権利です。私たち一人ひとりが、人権問題を自分以外の「誰か」のことではなく、自分のこととして捉え、互いの人権を尊重し合う社会の実現を共に目指しましょう。
市教育委員会は、市内の各種団体等と共催し、8月から12月にかけて毎月1回、人権を考えるセミナーを開催します。この機会に人権について学んでみませんか。
◇市民意識調査を実施
社会には同和問題(部落差別)をはじめ、女性や子ども、障害のある人、外国人、性的マイノリティーなどに対する人権侵害がさまざまな形で存在しています。市は、令和4年4月に「綾部市人権尊重のまちづくり条例」を施行。市と市民、事業者等の責務を明確化し、人権尊重社会の実現に向けた取り組みを進めています。
市は本年度、市民の人権に関する意識調査を実施。現状と課題を明らかにした上で、令和7年度を始期とする「第4次綾部市人権教育・啓発推進計画」(かがやきプラン)を策定し、多岐にわたる人権問題の解消に向け、人権施策を総合的、計画的に推進します。
■第1回人権を考えるセミナー
日時:8月30日(金)午後7時~
場所:中央公民館(里町)
演題:性はグラデーション
講師:東根歩夢、東根泰三、いよたみのり(特定非営利活動法人MixRainbow(ミックスレインボー))
問い合わせ:社会教育課
【電話】42-4326【FAX】43-0991
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