※損益計算書や貸借対照表など詳細な決算書は市ホームページに掲載しています
■水道事業
◇水道水を作り届けるための収益と費用
収益は、人口減少や経済活動の停滞などの影響で、前年度と比べ2,800万円減少の18億8,750万円となりました。
一方、費用は、電気料金の高騰などにより、前年度と比べ5,500万円増加の17億1,580万円となりました。
この結果、当年度の純利益は、前年度と比べ8,300万円減益の1億7,170万円となりました。この利益は、将来必要となる老朽化施設の更新や耐震化工事の財源(収入)とするため、建設改良積立金へ積み立て(貯金)を行います。
◇浄水場や水道管など施設の更新や借入金返済のための収入と支出
収入は、西舞鶴道路事業に伴う国土交通省からの水道管移設補償金などが増加したため、前年度と比べ1億9,700万円増加の6億4,160万円となりました。
一方、支出は、建設改良費では老朽管の更新工事や水道管の移設などが増加したため、前年度と比べ4億8,000万円増加の15億7,810万円となりました。
この結果、収支不足額の9億3,750万円については、補填財源(内部留保資金)で補填しています。
今後も、引き続き老朽化した水道施設などの更新を着実に進めるため、経営戦略に基づき、持続可能な健全経営に努めます。
損益計算書(単位:百万円・税抜き)
資本的収支(単位:百万円・税込み)
◇令和4年度水道事業建設改良費…11億1,470万円
主な事業:配水施設費…10億8,150万円 老朽化した配水管の更新など
■下水道事業
◇汚れた水をきれいにし、処理するための収益と費用
収益は、人口減少などの影響による下水道使用料等の減少で前年度と比べ4,000万円減少の33億7,130万円となりました。
一方、費用は、電気料金は増加したものの、減価償却費が1億4,400万円減少したことなどによって、前年度と比べ1億3,800万円減少の31億2,310万円となりました。
この結果、当年度の純利益は、前年度と比べ9,700万円増益の2億4,820万円となりました。この利益は、現在進めている老朽化した施設の更新工事などの財源(収入)として借り入れを行った企業債の将来の返済に充てるため、減債積立金へ積み立て(貯金)を行います。
◇浄化センターや下水道管など下水道施設の更新や借入金返済のための収入と支出
浄化センターの更新工事など建設改良費が前年度よりも減少したことによって、収入は、その財源である企業債などが減少し、前年度と比べ2億4,800万円減少の23億1,650万円となりました。
一方、支出は、前年度と比べ2億1,400万円減少の35億7,540万円となりました。
この結果、収支不足額の12億5,890万円は、補填財源(内部留保資金と減債積立金(過去の利益を積み立てたもの))で補填しています。
今後も、経営戦略に基づき、施設の改築更新を着実に進め、将来にわたり事業の安定経営に努めます。
損益計算書(単位:百万円・税抜き)
資本的収支(単位:百万円・税込み)
◇令和4年度下水道事業建設改良費…14億890万円
主な事業:
処理場整備費…7億480万円
管渠(かんきょ)建設・管渠整備費…2億8,680万円
■上下水道に関するお問い合わせ先
受付時間:平日8時30分~17時15分
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