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京都府舞鶴市

【市民よ立ち上がれ!一歩を踏み出す健康のススメ】
▼舞鶴市民は運動不足
健康診断の問診項目の1つに「1日1時間は歩いているか」があります。本市の健診結果では、「はい」と答えた人の割合は、男女合わせて京都府の平均と比べて低い水準です。本市は車を使用する人が多く、仕事に行くのも車、買い物に行くのも車で運動不足になりがちです。運動不足になると肥満のリスクが高まります。舞鶴市民は、メタボリック症候群の割合が府内15市でワースト1位と高く、運動不足が喫緊の課題になっています。

○40代以上のメタボの割合(%)
(市国保+協会けんぽ令和2年度特定健診結果)

▼運動は良いことばかり
運動習慣の多い人は、糖尿病や高血圧などの生活習慣病、がんなどの病気にかかりにくくなり、死亡リスクが低くなるといわれています。また、体を動かすことは筋力や認知機能の維持、気分転換やストレス解消など精神面でも良い影響を与えます。

▼ちょっとした工夫が運動に
運動といっても、マラソンなどの本格的なものだけではなく、身近でできる事もあります。
仕事や家事の時間を利用して体を動かせば、時間的にも金銭的にも負担はありません。運動のためだけに時間を取る必要がなく、取り組みやすくなります。「忙しいからできない」とあきらめるより、まずは生活に合った方法で体を動かす一歩を踏みだしましょう。

▼日常生活で身体活動量を増やすコツ
○実践編
歩くことの大切さを意識して生活しましょう。
・歩くときは歩幅を広く、速足で歩く
・職場などでトイレに行くときは、別フロアまで歩く。昼休みに10~20分散歩する
・よく使うものを近くに置かない。皿洗いをしながら、かかとを上げ下げする
・駐車場は遠くの場所に止める

○ストップ!座り過ぎ
座っている時間が長い人は短い人に比べて寿命が短いという研究結果が出ています。意識して小まめに立ち上がり、できるだけ座っている時間を短くしましょう。

▼INTERVIEW
姿勢専科KCSセンター舞鶴 代表 尾上 耕司さん
○姿勢を見直し健康づくり
正しい姿勢とは、横から見てS字カーブに沿って背骨がきれいに湾曲している形です。正しい姿勢を保つと、3つの良い効果があります。
1.全身の関節が正常に動き、関節への負担が減り、膝や腰などの痛みが軽減
2.血流が良くなり、基礎代謝が上がる。また筋肉がよく動かせるようになり、運動によるエネルギー消費がアップ
3.肋骨(ろっこつ)や横隔膜の動きが良くなり、肺のスペースが広がって、酸素を取り込む量が増え、基礎代謝がアップ

座っていることが多い人は、正しい姿勢の保持に重要な、ハムストリング(※1)や大殿筋・中殿筋(※2)、脊柱起立筋(※3)を、スクワットなどで鍛えることをお勧めします。
※1太ももの裏の筋肉
※2臀部(でんぶ)の筋肉
※3腰背部の筋肉

問合せ:健康づくり課
【電話】65・0065

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