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時代を歩んできた鉄道の未来への発進~線路は続くよ、どこまでも~(1)

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京都府舞鶴市

今年はJR舞鶴線120周年、京都丹後鉄道宮舞線100周年という節目の年を迎えました。鉄道は私たちの生活に広がるさまざまな物語を演出し、それは日常の風景や旅の体験談、時代の移ろいを感じる思い出など、身近な場面から歴史、そして未来への期待など、それぞれの時代に合わせ、多くの物語が生まれてきました。
その物語の中には、100年以上にわたり、舞鶴線と宮舞線が舞鶴市や京都府北部地域に果たしてきた役割があります。時代を振り返りながら地域鉄道の重要性を一緒に見ていきましょう。
そして、いつまでも愛される鉄道でありつづけるため、各鉄道が実施している利用促進の取り組みを紹介します。

■JRの歩んできた道のり
◆明治
◇明治37(1904)年11月3日
・官設鉄道舞鶴線(福知山-新舞鶴駅間)開通
・舞鶴駅、新舞鶴駅、海舞鶴駅開設

◇明治45(1912)年3月
・「綾部-新舞鶴駅間」の阪鶴線を舞鶴線と名称変更

◆大正
◇大正8(1919)年7月
・中舞鶴線旅客営業開始
・東門駅、中舞鶴駅を設立

◇大正11(1922)年12月
・北陸線(敦賀駅)-舞鶴線(新舞鶴駅)をつなぐ小浜線が開通

◇大正13(1924)年10月
・国内外に向けた物資運搬を目的として新舞鶴町請願により新舞鶴臨港線(新舞鶴-七条海岸間)が開通

◆昭和
◇昭和2(1927)年9月
・海舞鶴駅(現在の京都府漁協)に貨物積み降ろし用テルファー設置

◇昭和5(1930)年4月
・貨物支線として、「新舞鶴-新舞鶴港駅」を設立

◇昭和14(1939)年6月
・「新舞鶴駅」「新舞鶴港駅」をそれぞれ「東舞鶴駅」「東舞鶴港駅」と名称変更

◇昭和16(1941)年8月
・「東舞鶴-東舞鶴港駅」の廃止

◇昭和19(1944)年3月
・舞鶴駅」を「西舞鶴駅」と名称変更

◇昭和21(1946)年9月
・「東門駅」を「北吸駅」と名称変更

◇昭和23(1948)年1月
・舞鶴港(西港)が貿易港として開港(国外や北海道などと貿易)

◇昭和24(1949)年6月
日本国有鉄道法施行に伴い、公共企業体日本国有鉄道(国鉄)に移管

◇昭和41(1966)年10月
・「海舞鶴駅」を「舞鶴港駅」と名称変更

◇昭和47(1972)年10月
・「中舞鶴-東舞鶴間」の廃止

◇昭和49(1974)年6月
・中舞鶴線跡地に自転車・歩行者専用道路を開通

◇昭和50(1975)年7月
・東舞鶴駅にみどりの窓口を開設

◇昭和50(1975)年12月
・西舞鶴駅に切符自動券売機を設置

◇昭和60(1985)年3月
・舞鶴港駅の廃止

◇昭和62(1987)年4月
・国鉄民営化によりJR西日本が承継

◆平成
◇平成8(1996)年7月
・東舞鶴駅付近の鉄道高架開通

◇平成11(1999)年9月
・現在の西駅交流センターがオープン

◇平成1(11999)年10月
・舞鶴線の電化・高速化
・特急「まいづる」運行開始

◆令和
◇令和3(2021)年3月
・西舞鶴駅・東舞鶴駅・綾部駅でICOCAを導入

■丹鉄の歩んできた道のり
◆大正
◇峰山線営業開始前
・由良川鉄橋の建設工事

◇大正13(1924)年4月
・峰山線「舞鶴-宮津駅間(舞鶴駅、四所駅、東雲駅、丹後由良駅)」営業開始

◆昭和
◇昭和7(1932)年8月
・「舞鶴-豊岡駅間」宮津線全線開通
・「峰山線」を「宮津線」と名称変更

◇昭和32(1957)年6月
丹後神崎駅が開設

◇昭和40年代ごろ
・海水浴ブームで列車に乗車し海水浴を楽しむ

◇昭和45(1970)年9月
・国鉄宮津線で最後の蒸気機関車が運行

◇昭和46(1971)年7月
・舞鶴陸橋(公文名)が開通

◇昭和55(1980)年12月
・宮津線が日本国有鉄道経営再建促進特別措置法により廃止対象路線に指定

◇昭和62(1987)年4月
・国鉄民営化によりJR西日本が承継

◇昭和62(1987)年10月
・運輸省が宮津線の廃止を承認

◇昭和63(1988)年4月
・宮津線を地元負担の第三セクター鉄道として、存続を決定

◇昭和63(1988)年6月
・宮福鉄道株式会社が宮津線と宮福線の一体的運行を決定

◆平成
◇平成元(1989)年8月
・宮福鉄道株式会社が北近畿タンゴ鉄道株式会社へ社名変更

◇平成2(1990)年4月
・宮津線が北近畿タンゴ鉄道株式会社に転換開業
・初の特急列車となる「タンゴ・エクスプローラー」が運行開始

◇平成8(1996)年3月
・特急「タンゴ・ディスカバリー」が宮福線で運行開始

◇平成25(2013)年4月
・「丹後あかまつ号」「丹後あおまつ号」の運行開始

◇平成26(2014)年5月
・「丹後くろまつ号」の運行開始

◇平成27(2015)年4月
・線路や列車などの鉄道施設を北近畿タンゴ鉄道株式会社が保有し、WILLER TRAINS株式会社がそれを借り受けて運行する上下分離方式による新体制で京都丹後鉄道としてスタート

◇平成27(2015)年11月
・「タンゴ・ディスカバリー」が「丹後の海」としてリニューアルし運行開始、線内特急「たんごリレー」の他、JR西日本にも乗り入れる特急列車「まいづる」「はしだて」としても運用

◆令和
◇令和4(2022)年9月
・「丹鉄サイクルトレイン」の運行開始

※詳細は本紙またはPDF版をご覧下さい。

担当:企画政策課

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